(ブルームバーグ): トランプ米大統領が新型コロナウイルス感染症(COVID19)の治療薬として推奨している抗マラリア薬の「ヒドロキシクロロキン」と「クロロキン」は、死亡と心臓疾患のリスク上昇に関連していることが研究結果で明らかになった。ニューヨーク州ではロングアイランドやウエストチェスターを含む2地域が新たに再開基準を満たし、週明けにも活動再開が可能だとクオモ知事が述べた。

  英国のオックスフォード大学と製薬会社アストラゼネカは、COVID19予防ワクチン候補の後期臨床試験を実施するため、1万人余りの被験者の募集を開始した。両者のワクチン候補は、世界で最も実用化に近づいている1つとみられる。

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ ファウチ所長は、米モデルナのコロナワクチン候補を「慎重ながら楽観視」していると述べた。その第1相試験結果について、全てのデータが数週間以内に開示されると見込んでいると語った。

  ブラジルのボルソナロ大統領と州知事は、経済省が提案した財政支援パッケージを承認した。同国では21日に1日当たりの死者が1188人と、過去最多を更新した。

  中国は「世界経済・貿易環境に関する巨大な不確実性」を理由に2020年国内総生産(GDP)成長率の数値目標設定を見送ると、李克強首相が政府活動報告で明らかにした。インド準備銀行(中央銀行)は景気支援を目的に緊急利下げを実施した。

  世界の新型コロナ感染者は515万人を突破、死者は33万5000人を上回った。米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データで明らかになった。

  中国の康希諾生物が開発したCOVID19ワクチン候補はヒトを対象とした初期の治験で安全とされ、免疫反応を引き出した。医学専門誌ランセットの報告によると、このワクチンはT細胞と共に感染を阻む抗体の生成を刺激した。

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