「チャンタオ」のオーナー・長島久子さんは、「チャンタオ猛虎会」をお世話するほどの熱心な阪神ファン。定期的に球場で観戦するだけでなく、事前にお店でファンによる食事会を開催するなど、阪神ファンの交流を助けている。長島さんは、平澤さん経由で依頼を受け協力を快諾、ポスターを店内に貼り、募金箱も設置している。


野生生物保全論研究会(JWCS)の三輪田さんと平澤さん
30代の男女、家族連れなど100名近くの幅広い層が集まるなか、JWCSのスタッフと偶然同席したのは竹花博紀さんと江竜健太郎さん。

関西に本社のある印刷会社の東京支店に勤務している。事務所が近く、よくランチを食べにきていたが、「関西弁を聞いて話しかけてきた長島さんに誘われ」、上司の覚前(かくぜん)信也さんとこの会に参加した。

スタッフの三輪田さんは自らが熱烈な阪神ファンというだけあって、背番号3「YAGI」のユニフォームを身にまとい、熱心にトラ保護の重要性を説明する。

「えー!岡田監督がそんなことしてはんの?はじめて知りましたよ。監督はシャイでしょ。目立つことはイヤかもしれませんね。いやね、もともと監督は北陽高校から早稲田大学に進んだエリートでね…」と竹花さんは岡田監督の気持ちを熱く代弁した後、「タイガースがトラを守る。とにかくいいことですよ。今日はベンガルトラのためにも、応援しましょう」



「JWCS・阪神タイガース・野生トラ応援団」を結成した江竜さん、竹花さん、覚前さん
その隣で、「実は私、就職するまえに、1年近く世界旅行をしてたんですわ。そのうち、インドが一番気に入りましてね。4カ月滞在しました。今日は大好きなインドのトラを守るためにも、お手伝いしますよ」と意外な過去を明らかにした江竜さんも加わり、即席の「JWCS・阪神タイガース・野生トラ応援団」は組織された。

「野生のトラは5000頭もいないんですよ。知ってました?」と、竹花さんは早速仕入れたばかりの「トラネタ」を周囲に伝える。江竜さん、覚前さんも、一緒にスピーチやチラシ配りに協力。最後は全員で「六甲おろし」を3番まで歌い、ヤクルト・ジョアを飲み干し、いざ、神宮球場に向かったのだった。続く…