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  • JWCSでは、今回のような活動を通じて、「一緒に応援してくれる阪神ファンの方々との交流を強化し、トラ保護活動への理解を広げたい」(三輪田さん)と考えている。


「チャンタオ」に設置された募金箱。野生トラ支援の輪が広がっている
阪神球団も積極的に協力し、今年は甲子園で2日間「トラ保護デー」を開催することになった。

5月28日(水)の対千葉ロッテ戦、8月27日(水)の対中日ドラゴンズ戦の2回にわたり、「トラ保護デーin甲子園」を開催、先着1万名に、岡田監督がトラ保護の重要性を訴えている抽選券付きのカードを配布する。またバックスクリーンでも岡田監督の取り組みを紹介、インドのNGOから感謝のメッセージなどが上映される。

8月にはインドのNGOメンバーが来日し、対中日戦の始球式に参加する予定だ。

「トラ保護基金」の募金箱設置は、今回紹介した上海料理「チャンタオ」(銀座)だけでなく、阪神ファンが集うことで有名な居酒屋「とら」(東中野)や「赤まる」(虎ノ門)、さらに横浜、名古屋、高知のタイガースショップにも広がっている。



シャプラニールのフェアトレード商品「トラカムバック」
そのほかにも、JWCSと2025PROJECT、海外協力のNGO「シャプラニール」によるコラボレーション企画も行われている。

ネパールの女性による伝統的な織物技法でつくられたフェアトレード商品「トラカムバック」が販売されている。フェアトレードとは、適切な価格による取引を通じ、貧困地域において継続的な職場づくりを支援しようとするもので、その収益の一部はトラ保護にも利用されている。

このバックデザインがファンに人気で、一部商品はすぐに売り切れとなってしまった。今年は新デザインも発表されており、インターネットを通じて購入することができる。

好きなプロ野球球団を応援しながら社会貢献をするのも「ソーシャルライフ」。そんな取り組みに関心を持った方はコラムで紹介した団体のウェブサイトにアクセスしてほしい。

NPO法人・野生生物保全論研究会(JWCS)
国際協力NGO・シャプラニール
2025PROJECT

NPOやNGO活動への支援、あるいは「社会貢献」というと、難しそうなイメージがある。誰もが持っている「自分なりに社会やひとの役に立ちたい」という思いに応える様々なプログラムが登場している。このコラムでは、NPOやNGOとの意外な接点など、大きく変わろうとしている「ソーシャルライフ」の「傾向と対策」を取り上げ、探っていきます。


ソーシャルライフの傾向と対策
社会貢献活動というと何だか難しそうだけれど、誰もが社会や人の役に立ちたいと思うものです。このコラムでは、NPOやNGOとの意外な接点など、大きく変わろうとしている「ソーシャルライフ」の傾向と対策を探っていきます。

田中 康文(たなか・やすふみ)
1969年生まれ。アットニューストリーム(@NEWSTREAM)有限会社代表。千葉県NPO活動推進委員。誰もが気軽に社会貢献できる仕組みを考える「ソーシャルライフ・ラボ」の立ち上げを準備中。経団連事務局で企業の社会貢献活動やNPOとの関係強化などを担当、3年間の韓国駐在などを経て独立。「シーズ=市民活動を支える制度をつくる会」プログラム・ディレクターなどを務めた。
 

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