「あの小説をたべたい」は、小説に登場するごはんやおやつを再現してみる動画コンテンツ。「どんな味だろう?」「こんな料理かな?」と想像をふくらませて、好書好日流のレシピで紹介します。“読む”だけでなく、ぜひ“作って食べて”物語の世界を味わってみてください。読んでから食べるか、食べてから読むかは、あなた次第です!

好書好日流「ザクロカレー」の作り方

<材料(4人分)>

ザクロ 大1個

くるみ 100g

水 100ml

玉ねぎ 大1個

セロリ(軸) 1本

グリーンピース(実) 50g

オリーブオイル 大さじ2

クミン(ホール) 小さじ1

バターライス 適量

パセリ 適量

《A》

牛肉(すね肉、一口大) 250g

水 600ml

ローリエ 1枚

セロリ(葉) 1本分

《B》

塩 小さじ1

コリアンダー(パウダー) 小さじ1

ターメリック(パウダー) 小さじ1

胡椒 小さじ1/2

【事前準備】
・くるみは乾煎りする。
・バターライスはみじん切りのパセリを加えて、混ぜ合わせる。

<作り方>

小鍋に《A》の材料を加えて中火にかけ、沸騰後弱火にして30分煮込む。煮込み終わったらセロリとローリエを取り出し、水分と肉を計り、500gよりも少ない場合は水を足す。

玉ねぎとセロリ(軸)はみじん切りにする。ザクロは房から実を外し、飾り用にスプーン2杯分を分けておく。

ミキサーにザクロの実と水100mlを入れ、攪拌する。くるみを少しずつ加えて、ペースト状にする。

フライパンにオリーブオイルとクミンを入れ、中火にかける。クミンから細かい気泡が出てきたら、玉ねぎとセロリを加え、アメ色になるまで炒める。

3と《B》を加え、3分ほど炒めて、水分を飛ばす。1を加え、沸騰後、弱火で30分煮込む。煮込み終わり5分前にグリーンピースを加え、塩で味を調える。

皿にバターライスをよそい、5をかけ、飾り用に分けたザクロを散らす。

小川糸『食堂かたつむり』ってどんな作品?

 恋人に裏切られ、その衝撃で声をも失ってしまった倫子は、ふるさとに戻り、メニューのない小さな食堂を始めます。一日一組のお客様との出会いを通じて倫子の心が少しずつときほぐされていく中、倫子の料理を食べると小さな奇跡が起きると評判になっていき……。

 「ザクロカレー」は、食堂のオープン準備を手伝ってくれた熊さんのために作った一品。食堂かたつむりの記念すべき最初の料理です。
 熊さんのお嫁さん“シニョリータ”がはじめて作ってくれた料理がカレーだったことから、倫子が考えに考え抜いて作ることにした異国情緒あふれるカレー。ルビー色に輝くザクロの甘酸っぱさがクセになります。

<好書好日の記事から>