東アジア科学を研究対象とし、思想史的なアプローチで科学文明の本質を探ってきた科学史家・山田慶兒(けいじ)氏。その業績の全容を示す『山田慶兒著作集』全8巻の刊行が始まった。単行本未収録の論文や未発表原稿も含む。既刊は、初期の代表作『朱子の自然学』などを収めた第1巻『自然哲学Ⅰ』(1万4300円)。臨川(りんせん)書店刊。=朝日新聞2021年6月12日掲載