中小企業こそメリットの大きい“健康経営”

 少子高齢化による労働人口の減少や従業員の高齢化が経営課題となるなか、企業として従業員の健康増進に取り組む“健康経営”が注目を集めています。

 従業員が健康で長く働き続けられる環境を整えれば、従業員の活力や生産性の向上につながるだけではなく、会社へのエンゲージメントが高まることで従業員の定着率が向上したり、「従業員を大切にする会社」としてのイメージアップにもつながるなど、“健康経営”を実践するメリットは非常に大きいといえます。
 しかしながら、中小企業における“健康経営”の実践状況を調査したによると、「健康経営の意味や内容を知っている」と回答した経営者は2割程度と、いまだ低い水準となっています。

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 一方で、経営者だけでなく、一人ひとりの従業員が果たす役割が大きい中小企業では、経営者はもちろん、従業員の健康状態が企業の業績を大きく左右する可能性があります。裏を返せば、“健康経営”を実践することで、より大きな効果が見込めるのもまた中小企業なのです。

 そこで、大同生命では2017年1月に「DAIDO KENCO アクション」をスタート。
 専門的なノウハウをもつ企業や団体と協働し、「健康経営セミナー」等の開催を通じて、“健康経営” に対する中小企業経営者の理解促進を支援。加えて、中小企業が実際に“健康経営”を実践するための支援メニュー「KENCO SUPPORT PROGRAM」を開発して無料で提供しています。この「理解と実践」の両輪で、中小企業における“健康経営” をトータルでサポートしています。

導入までのハードルの高さを解消

 大同生命が提供する「KENCO SUPPORT PROGRAM」(以下KSP)に関し、中小企業への導入で首都圏No.1の実績を誇るのが、同社・税理士推進新宿支社の西田緑さん。関与先である中小企業の支援を行う税理士事務所とともに、中小企業経営者に“健康経営”を理解・実践いただくキッカケづくりをしています。
 「私は、会社が健康経営の普及・推進に取り組みはじめた当初から、一社でも多くの企業にKSPをお届けしようという気持ちで取り組んでいます。私たちが提供する生命保険は、経営者の皆さまにとって、万一のことがあっても事業を継続いただくための“お守り”のような存在。私は、この“お守り”をお届けすることに加え、多くの中小企業と接点のある大同生命だからこそ、経営者や従業員の方が健康で長く働き続けていただくためにできることがある、それがまさにKSPだと考えています」 

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 「健康経営には関心があるけど、何から始めればいいのかわからない」
 「取り組んだ方がいいのかもしれないけど、費用面などハードルが高そう……」

 西田さんが “健康経営”について話すと、多くの経営者がそうした反応を示されるそうです。そのため、いきなり「健康経営の実践」や「KSPの導入」をご案内するのではなく、まずは経営者のお悩みをお聞きするところから始めるのが、西田さん流のアプローチだとか。

 「まずは自分自身の健康管理から」とKSPを利用された経営者が、やがて「ダイエットの効果が出始めた」「健康を意識して運動するようになった」とその効果を実感し、次のステップとして従業員全員にKSPを導入されたケースも少なくないそうです。

楽しみながら継続、気づけば健康増進に

 ひと言でいえば、KSPは“健康経営”に必要なPDCAサイクルの実践を一貫してサポートするサービス。KSPアプリに健康診断の結果を登録することで、毎年の受診履歴が確認できるだけでなく、「将来の生活習慣病リスク」などもわかります。
また、経営者の中には「毎年健康診断を受診するのが面倒だ」「どの健診機関を選べばいいか分からない」という方もいらっしゃいますが、それもKSPで解消。専用のサポートデスクが、経営者の希望に応じた健診機関を紹介し、予約も代行してくれます。紹介・予約可能な健診機関は全国で1,000ヵ所以上もあるそうです。

 現在の健康状態がわかったら、KSPを通じて健康維持・改善のために「毎日の歩数」や「禁煙」などの目標を設定し、日々の活動記録をチェックしながら一歩ずつゴールを目指します。「歩数」は、お手持ちのウェアラブル端末やスマートフォンに搭載されている機能と連動させることで、自動的にデータが取り込まれます。また、食事内容を撮影するとAIが画像を解析し、その場で管理栄養士の知見にもとづくアドバイスが受けられる機能も好評です。

 加えて、KSPで特に好評なのが、年3回開催されているウォーキングキャンペーンです。約1ヵ月かけて歩数を競い合うキャンペーンでは、日々の全国ランキングがわかります。楽しく続けられるため、参加している企業からは「職場のメンバーでチームを組んでエントリーすることで、一体感が高まった」という声もあるそうです。また、キャンペーン期間中の歩数に応じて貯まったポイントで、レジャー施設の優待チケットや健康食品などに交換できるのも人気の理由だとか。

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“健康経営”が経営課題の解決策に

 「会社を支えてくれている従業員のために何ができるのか、頭を悩ませていらっしゃる経営者も多いと思います。そうした経営者の方には、ぜひ“健康経営”を実践いただきたいと思います」と西田さんは語ります。実際、KSPの導入が社内の活性化につながり、それをキッカケとして従業員の仕事に対するモチベーションや生産性がアップしたという話を聞くケースもあるとか。

 “健康経営”に積極的に取り組んでいる企業では、ケガや病気で従業員が職場を離れることも少なくなり、皆がイキイキと働くことで、会社全体がうまく回っていく。また、「従業員を大切にする会社」としてのイメージアップにもつながり、新たな社員の採用などにも好影響が生まれます。

 “健康経営”と聞くと、従業員に対する健康診断の促進やストレスチェックなどをイメージされる方もいらっしゃると思いますが、従業員の健康維持・増進を中長期な視点で考えることで、企業の持続的発展につながるという大きなメリットが見えてきます。
 「無料で手軽に始められ、操作もカンタン」と西田さんもおすすめのKSP。“健康経営”に関心のある経営者の皆さんは、ぜひ導入を考えてみてはいかがでしょうか。

 

西田 緑(にしだ・みどり)
2017年大同生命入社。3年間の大阪勤務を経て、同社の「ファミリー転勤制度」を利用し、20年5月より税理士推進新宿支社に所属、現在に至る。趣味は「お笑いのライブ」を見ること。ブレイク前に注目した芸人の活躍ぶりを見守るのが楽しみ。