【この記事で紹介する絵本】

恐竜のせかいに迷いこむ、ダイナミックな空想世界に夢中♪『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』

『ベッドのなかはきょうりゅうのくに』(作:まつおかたつひで/童心社、1540円、3歳から)

【読者レビュー】「大好きな気持ちを大切に育てたくなりました」
「ぼく」は寝る前におかあさんがお話をよんでくれる時間がだいすき。でも読んでいる途中でおかあさんは泣きだしたあかちゃんのもとへ。「つまんないの」とがっかりするぼく。それからおふとんのなかにもぐっちゃえ、「ほらあなたんけんだ!」。そこからきょうりゅうの世界へ、ぼくの大冒険がはじまります。
きょうだいができたばかりのこどもにはありがちな場面。
でも寂しかったり、がっかりしたり、腹が立ったりする気持ちから、自分で気持ちを切り替えて楽しみに向かってほらあなたんけんにいくぼくはおにいちゃんとして成長しているな、と感心してしまいました!
すきなことへの興味を膨らませることや楽しいことへ向かって動くことが笑顔につながっているのをこの本を通じて見せてもらいました。きょうりゅう好きのこどもだけでなく、すべてのこどもやパパ、ママにもおすすめです。(もけこさん)

表紙からもうおいしい! 読めば絶対カレーが食べたくなる武田美穂さんの絵に注目『パパ・カレー』

『パパ・カレー』(作・絵:武田美穂/ほるぷ出版、1210円)

【読者レビュー】「よ、よだれが……」
久しぶりに、娘によみきかせたら、美味しそうな絵に、もうくぎづけ。特に私はカレーが大好きだから、口の中に唾液が……(><;)
お父さんが作るパパ・カレー! どうしてどうして、上手なもんです。カレーは、その家庭の味というのがあるだろうけど、それでも、みな美味しい。私が小さかった頃は、甘口のカレーにソースをかける! 懐かしいな〜。
このパパ・カレーは、バナナを入れる! まったく考えもしなかったアイデア! 拍手拍手!の娘のお気に入りになりました。武田美穂さんのよだれが出そうなほど、おいしいおいしい絵本です。(多夢さん)

かわいいキャラクターや小物など、描きこまれた絵と世界観に引きこまれる『4つごのまじょの おかいもの』

『4つごのまじょの おかいもの』(作:かわいみな/ポプラ社、1540円)

【読者レビュー】「かわいいの大渋滞!!」
子どもがすっかり気に入って、毎晩寝る前に持って来ますが、この絵本はおやすみタイムに読んではいけません!! もうワクワクが止まらなくて楽しくて、さて寝ようか……なんてできません。
絵がかわいくてとても細かいし、魔女たち一人ひとりのキャラクターが際立っているし、お店探しはあるし、商品もズラリと並んでお買い物気分も味わえるし、もう楽しくて仕方ありません!!
子どもが、「これ、かわいいー! わたし、これにする! ママはどれにする?」と乙女全開で毎回楽しんでいます。「このご本は、ずっとここにいてもらおうねー」とすぐに一軍の本棚行き。
もう一度言います。
絶対に、寝る前に読んではダメです! 楽しすぎて本当に寝られなくなります。(うさぎのタンタンさん)

見て触って楽しむ赤ちゃん絵本新定番、黒・白・赤の3色づかいのデザインが目を引く『赤ちゃんモンテッソーリ ついておいで!』

『赤ちゃんモンテッソーリ ついておいで!』(作:キアラ・ピローディ、アグネス・バルッジ/すばる舎、990円、0歳から)

【読者コメント】「0ヶ月から一緒に楽しみたい♪」
2歳の息子に見せたところ、「やるやるー」と指でなぞりだしました。線をなぞるのはまだまだうまくいかないのが逆にやる気をそそるのか、何度も繰り返しチャレンジしていました。
もし、あかちゃんの時、反応を感じられなくて、しばらく本を忘れることがあっても、思い出した時にまた見せてあげると、あかちゃんの反応を感じるうれしい瞬間がパパ、ママにもおとずれるとおもいます。(もけこさん)

メッセージカードかわりにもなる、名場面が1冊にまとまった『こぐまちゃんポストカードブック』

『こぐまちゃんポストカードブック』(作:わかやまけん/こぐま社、880円)

【読者コメント】「かわいいポストカード」
かわいくてなかなか使えないというのが本音ですが……喜んでもらえたらうれしいなと思い、ちょっとしたプレゼントに添えてポストカードにメッセージを書いて使っています。絵本を思い出させてくれるこぐまちゃんたちのイラストにほっこりします。(☆うさこ☆さん)

初めて経験する「お別れ」の気持ちから、心の立ち直りまでを丁寧に描いた『ぼくとクッキー さよならまたね』2023年2月に続刊発売予定

『ぼくとクッキー さよならまたね』(作・絵:かさいまり/ひさかたチャイルド、1320円、4・5歳から)

【読者コメント】「お互いに思う心」
自然の中の感じがとても素敵に描かれています。なのに、ぼくとクッキーの遊びは普段、こどもがしている身近なもの。文字が少ないのもいいです。
絵の表情で楽しさ、淋しさ、悲しさ、辛さ、一生懸命さ……うれしさ、どうしていいかわからない感じもすごく上手に描かれています。小さい頃の大好きなお友達のお別れって本当に、こんな感じなのかも……。離れていてもずっと、仲良しでいてね って思います。(しいら☆さん)

フランスの画家アンリ・ルソーの絵画から生まれた、子どもの心に寄り添うファンタジックな夜の物語『トラといっしょに』

『トラといっしょに』(作:ダイアン・ホフマイアー、絵:ジェシー・ホジスン、訳:さくまゆみこ/徳間書店、2200円、3〜5歳から)

【読者コメント】「新しい世界を知る」
美しい色合いの表紙の絵に吸い込まれました。
自分が描いたトラと一緒に、夜の散歩に出かけた男の子のお話です。作者がアンリ・ルソーの絵にインスパイアされて出来た作品とのこと。この絵本を読んで、ルソーの絵に興味を持ち、ルソーに関する本を読みました。絵本から、今まで知らなかった新しい世界を知ることができたことがうれしいです。(クッチーナママさん)

独特の感性から紡ぎ出された「たまご」から目が離せない! しおたにまみこさん初の絵童話『たまごのはなし』第27回日本絵本賞大賞受賞作

『たまごのはなし』(作:しおたにまみこ/ブロンズ新社、1210円)

【読者コメント】「考えさせられる」
すました卵に、すらりと伸びた足。独特のフォルムに目が離せず、手にとりました。
たまごとマシュマロの会話がなんとも比喩めいていて、その裏側をいっぱい想像してしまいます。物事は、別の角度から見ることも大切だと教えてくれます。思わず何度も読み返してしまう、ちょっと癖になる一冊です。(やこちんさん)

ページをめくるたびに家ができあがっていく変化を緻密な絵で描いた『ドワーフじいさんのいえづくり』

『ドワーフじいさんのいえづくり』(作・絵:青山邦彦/フレーベル館、1430円、幼児から)

【読者コメント】「ワクワク」
製作ってなんでこんなにもワクワクさせるんでしょうね。ドワーフじいさんの家づくりを見ていたら、息子も私も気持ちが高揚し、何か作ってみたくなりました。
「この本の続きを借りてきて」なんて、読み終わった後、言うぐらい、この本が気に入ったみたいです。自分だけの家のはずが、自分だけではできないから、みんなの要求を聞くうちに、自分だけの空間でなくなるなんて、ちょっと気の毒だけど、意外に楽しくなって、最後はほっとします。(まことあつさん)

「゛(濁点)」がくっついたり離れたりすると言葉の意味が変わる! 言葉遊びのおもしろさを存分に味わえるストーリーに脱帽『ぜつぼうの濁点』

『ぜつぼうの濁点』(作:原田宗典、絵:柚木沙弥郎/教育画劇、1430円)

【読者コメント】「生きるとは」
おはなし会で、中学生に紹介しました。
子どもたちは、お話を聞きながら、濁点の優しさ、思いやり、悲しみ、苦しみをともに感じている様子でした。ぜつぼうの「せ」についていた濁点が、きぼうの「ほ」の濁点になるという結末は、何度読んでも感動します。
人生とはなんだろう・・・・・・。
生きることの意味を考える年頃の子どもたちにとくにおすすめの一冊だと思います。(ゆきぽんずさん)