新型コロナウイルスについて22日、新潟県内では新たな感染者は確認されませんでした。新規感染者がゼロとなるのは1月18日以来、5週間ぶりです。こうした中、上越市の病院で、医療従事者を対象にしたワクチンの先行接種が始まりました。新潟県内では2か所目となります。

「指先、しびれませんか?」

柏崎市の新潟病院に続き、先行接種が始まったのは上越市の新潟労災病院です。22日は、希望した医師や看護師ら6人が接種を受けました。

【新潟労災病院 入江誠治院長】
「インフルエンザワクチン接種の痛みよりも、10分の1程度で極めて軽いので、これからワクチン接種を受ける人については、接種時の痛みは全くご心配ない」

接種後は待機スペースで15分ほど安静にし、副反応が出ないか経過観察を行います。

【接種した医療従事者】
「思ったほど怖いとかない。65歳すぎていて高齢者なので、仕事はしてますけど早めに対応した方がいいのかな」

新潟労災病院で接種の対象となる医療従事者は281人いますが、希望者は半分以下の129人だということです。

【新潟労災病院 佐藤美喜子看護部長】
「希望制ですので、個人の考え方がある。副反応のことも言われているが、どのような形で起こるか体験してみないと分からない」

この後10日間にわたり、痛みやはれは無いか観察を続けた上で、3週間後に2回目の接種に臨みます。

【新潟労災病院 入江誠治院長】
「新型コロナウイルス禍で、1年以上閉塞感に包まれた社会に対しても、より明るい方向へ導くようなターニングポイントになればいい」

新潟県内では3月中旬からおよそ8万5000人の医療従事者に接種が行われる予定ですが、確保できているワクチンは4分の1以下だということです。河野行政改革担当相は「4月まではワクチンの供給量が限られる」として、高齢者に対する4月中の接種は地域や年齢が限定されるとの見通しを示しています。