三条市下田地域の棚田で4日、市役所の新人職員が田植えに挑戦しました。

危なっかしい足取りで田植えに取り組む若者たち。三条市に今年採用された新人職員19人です。中山間地の農業の現状を体験を通して把握しようと、三条市が地元の農家に協力してもらいながら、毎年実施しています。
職員がぬかるむ泥に四苦八苦する中…

【三条市 滝沢亮市長】
「苗ください」

余裕の表情を浮かべるのは、下田地域出身の滝沢市長です。

【三条市 滝沢亮市長】
「血が騒いだのかもしれない。下田の血が覚醒したのかもしれない」

去年11月に就任した滝沢市長も、“新人”として農業研修に励みます。

【三条市 滝沢亮市長】
「こんな大自然、棚田の中で田植えができるのは本当に貴重な資源だと思います」

北五百川の棚田は「日本の棚田百選」にも選ばれ景勝地として知られていますが、次の世代にどう継承するかが課題となっています。

【農家・佐野誠五さん】
「米の生産現場だけではとても採算がとれる田んぼではないが、観光や生物多様性などいろいろな面でみなさんから理解してもらい守っていければ」

三条市は今後、棚田を地域資源として、新たな生かし方を考えたいとしています。