島根県松江市に本社を置く、山陰合同銀行で、1日、入行式が行われました。
組織の若返りを目指し新頭取のもと、新たなスタートを切った「ごうぎん」。
3月には、今、注目が集まるスタートアップの大規模イベントも開催されました。

山陰合同銀行 吉川浩 代表取締役頭取
「皆さん、ごうぎんの行員としての初日を迎えて、本当に緊張していると思いますが、安心してください、私はもっと緊張しています」

そう言って、新入行員の前に立つのは、1日付で就任した吉川浩新頭取。

山陰合同銀行はこの春、78人の新卒者を採用しました。

山陰合同銀行 吉川浩 代表取締役頭取
「銀行で働く一人一人が、変化を恐れない勇気と挑戦する気持ちを持ち続ける必要があります」

新入行員 森下あずささん
「山陰の地域に貢献できるような社会人になっていこうと思う」

新入行員 冨田優斗さん
「お客様に誠実に寄り添いながら、地域の力になれるように、頑張っていきたい」

新たな船出を切った山陰合同銀行。
そんなごうぎんで3月28日、初開催となる大規模イベントがありました。

イベントタイトルは「ごうぎんスタートアップフェス」。
全国各地、海外からも合わせて400人以上が松江に集まりました。

山陰合同銀行 地域振興部 井上亮 部長
Q:開催目的は?
「東京を中心とするベンチャーキャピタルと、そのベンチャーキャピタルが投資しているスタートアップの経営者」
「そこに、地元の120社以上の経営者に集まっていただき、交流を深めていただく」

最近よく聞く
「スタートアップ」という言葉。
今までにない革新的な技術やアイデアで新しいビジネスモデルを生み出す企業やプロジェクトのことを言い、それに投資をする投資会社やファンドを「ベンチャーキャピタル」と言います。

山陰合同銀行 地域振興部 井上亮 部長
「その皆さんとのネットワークを、われわれ銀行が築くことで、それを地域の取引先につないでいく役割が銀行としてできる」

今回のイベントには、スタートアップ、ベンチャーキャピタル、そして、地元企業を合わせ、約220社、400人以上が参加しました。

2日間に渡って行われたイベントは、ゲストも内容も盛りだくさん。

スタートアップ
newmo 青柳直樹 代表取締役CEO
「グリーとメルカリという会社の上場前からそれぞれ関わった」

日本のみならず世界で取引を行う
スタートアップ、ベンチャーキャピタルのトークセッションがあれば、
地元・山陰の企業が、ベンチャーキャピタルの意見を取り入れながら、
自社の取組をプレゼンする場も。

地元企業
アート建工 魚谷宗司 代表取締役
「こういった方たちと普段会うチャンスはめったにないので、つながりを持って仕事に活かせたら」

ベンチャーキャピタル
サムライインキューべート 榊原健太郎 代表取締役
「山陰という場所は多分、日本の中で一番、社会課題が溜まっている場所で、逆にそういった課題が世の中を大きく変える場所だし、スタートアップが必要とされるので(山陰は)課題が一番ある場所なので、非常に楽しいかなと思う」

続く、トークセッションに登場したのは、中学3年生で10代のマーケティング調査の会社を起業したというスタートアップの先駆け的経営者、椎木里佳さん。

スタートアップ AMF 椎木里佳 代表取締役
「質問してくることを、ちょっと前だと『ググれ、カス!』みたいな言葉があったじゃないですか、あれは完全に死語で、(若い世代は)聞くことがすごくいいことだと思っている」

スタートアップ AMF 椎木里佳 代表取締役
「私が起業した当時は、「女性社長ってどういう人がいるだろう」って考えた時に、当時の中学生だった私は全然誰も思いつかなくて」
「そこから12年経って、女の子たちが『こういった女性社長がいるんだったら自分も起業してみよう』という風に思えるような世の中になったんじゃないかなと思う」

今や、日本の経済を支えるスタートアップ。
今回のイベントでは、自社のプロジェクトをプレゼン、投資したいかどうかを競うコンテストや、参加企業同士の情報交換の場が設定されるなど、スタートアップを今後の成長戦略の柱に据えるごうぎんの"本気"を具現化したイベントとなりました。

スタートアップ
(ごうぎんフェス スタートアップピッチ優勝者)
VALT JAPAN 小野貴也 代表取締役CEO
「多くの方々と熱狂しながら、新しい経済や社会問題の解決について熱論できたこと、とてもいい時間だったと思う」

地元企業 人形のはなふさ 英智哉 代表取締役社長
「ゼロから立ち上げた方々の新しいことに取り組む挑戦する姿勢が勉強になったり、学びになった」

スタートアップ HOMMA Group 本間毅 代表取締役
「私はシリコンバレー(アメリカ)に住んでいて、日本にもいろいろ来るが、こんなレベルで、地方で、松江で、こんなイベントがあるの本当に信じられない、見たことない」

山陰合同銀行 吉岡佐和子代表取締役専務執行役員
「スタートアップの皆さんのような新しい発想を我々は学んで、地域の皆様も提携したり、いろんな角度から地元を盛り上げる、地域を盛り上げることの第一歩が、きょうのフェスで第一歩が踏み出せれば、何か意味があったのではないかと感じる」