「孫より重く感じる」、笑いとともにそんな感想も聞かれました。鳥取島根でも、ついに約2000円の備蓄米の販売がスタート。開店前から長〜い行列ができました。

記者リポート
「午前7時半すぎの店前にはずらっと行列ができているんですが、なんとここにも行列ができてます」


1袋、税込み2138円。
島根県出雲市のスーパーに山盛りに積んであったのは、2022年度産の政府備蓄米です。
このスーパーは、イオングループの広島県の「フジ」が運営していて、12日、山陰では2店舗で販売を始めました。
この備蓄米を求め、開店前には約300人の行列ができ、先頭の人は、なんと午前4時半から並んだそうです。
客は
「島根にはもう来ないのかと思ったぐらいでした」
そして、午前8時。次から次へと来店客の手に備蓄米がわたっていきました。

客は
「重みがあります。この間孫を抱いたんですけど、全然こっちが重く感じる。」
客は
「30年前のコメ不足の時はタイ米。あれも整理券で買ったことがある。今回は米があるかどうかもわからない、流通の問題もあって、なんで米でこんな大騒ぎになったか。大変ですわ」

記者リポート
「皆さんが備蓄米を大事そうに持っているすぐそばで、銘柄米はひっそりと販売されています。値段は結構高いですね」
銘柄米は売り場を以前より縮小し販売されていました。
運営する「フジ」によりますと、一時、コメは欠品するなどしていましたが、備蓄米放出以降、安価な備蓄米の登場を待つ"買い控え"が起こり、銘柄米は現在余り気味の傾向にあるといいます。
とすると、ここで気になるのが、銘柄米は今後値下がりするのかという点ですが、今年の新米の供給量がまだ不透明なため、夏頃までは価格は変わらないのではないか、とのことです。

フジ 山陰エリア運営部 田口哲也 部長
「待ってましたという生の声を頂戴してます。本日販売できて本当に良かったと思います。順次全店で販売できるように動いています」
このスーパーでの2回目の入荷は未定ですが、「フジ」が運営する山陰の他のスーパー6店でも、6月中旬以降から順次備蓄米の販売を始めたいとしています。
一方、備蓄米を求める大行列は鳥取県米子市でも。

ザ・ビッグ淀江店には、午前8時の開店を前に200人の行列ができていました。
先頭で並ぶこちらの男性は。
先頭で並んでいた客
「5時ごろから。1番になろうかなと思って。どんなもんかなと思って。いつもは農家の保有米を食べてるんだけども。」

朝方は少し肌寒かったこともあり、毛布で寒さをしのぐ人や、イスを持参する人の姿も見られました。
そして待ちに待った開店時間に。
この店では、2022年産の古古米が5キロ・税込み2138円で500袋が準備され、1家族1袋ずつ手渡されていきました。

備蓄米を購入した人
「やっと買えました、やっと会えました。高すぎるわね、年金暮らしの私には。
備蓄米を購入した人
「安いけん買いに来た。食ってみなわからんね」

フジ 塩冶雅洋 執行役員
「できるだけ早く備蓄米をお届けしたいと思っていましたのでなんとかこのタイミングでお届けできたことがうれしく思っています。今後も供給面ひっくるめて取り組んで、少しでも多くの量をお客様にお届けするという形で進めたい」



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