2020年は東京オリンピックイヤー。訪日外国人旅行者はますます増加している。多様なゲストに合わせるかのように宿泊施設も多様化、カテゴリーもボーダレス化している。シティホテルがサービスを簡素化しビジネスホテルライクな施設になったり、ビジネスホテルが広い客室や豪華な設備を設けたり、ホテルライクな旅館が増加したりと、枚挙に暇が無い。

 ホテル評論家の視点で、2019年の「本当に泊まってよかったホテル」を選びたいと思う。行ってよかった施設は全て紹介したいが、スペースの関係もあり今年も50施設をセレクトして紹介する。お気に入りのホテルはリピートすることも多く、中には、前回と同じホテルも数軒掲載されているが新たな発見もあった。新しい施設に取材で訪問するケースも多く、ホテル最新情報としても楽しんでいただければ幸いである。

「1月〜4月編」、「 5月〜8月編 」、「 9月〜12月編 」と3回に分けて紹介する。では1月から始めてみよう。

2019「本当によかったホテル&旅館」(1月〜4月編)

■01月23日(水)ホテルソニア小樽(北海道小樽市)


 

 真冬の北海道は雪まつり期間を除けばホテルや飛行機、レンタカーも格安でリザーブできる。深い雪の中、小樽運河に面した最高立地のホテルへ。

 エキゾチックな雰囲気とアンティークなイメージのホテルだったが、2018年12月27日に新築棟&天然温泉「小樽運河の湯」がオープンした。厳冬の北海道で、風呂好きに嬉しい温泉付きホテル。新棟&温泉といえば同じくマイステイズブランドである函館国際ホテルも同様にリニューアルした。

■02月16日(土)立川ワシントンホテル(東京都立川市)

 多摩地区での仕事の際によく利用するホテル。都市型ビジネスホテルという観点からのプラン展開も秀逸。特に“13時チェックイン/13時チェックアウト”という24時間ステイプランがあり、仕事や遊びが深夜までになってしまっても、ゆったりしたベッドで時間を気にせずゆっくり休める。

 落ち着いたトーンのインテリアで特に調度品の質感がよく、ワーキングチェアとデスクライトも充実。仕事環境も完璧。ベッドもマットレスのクオリティも高い。

■03月05日(火)安芸グランドホテル(広島県廿日市市)

 宮島を望む風光明媚なロケーションが魅力の安芸グランドホテルがリニューアルしたということで訪問。ロビーから続くテラスが一新、モダンな雰囲気になった。晴れた日にテラスから望む対岸の宮島をはじめ、瀬戸内の眺望は秀逸。

 このホテルの楽しみは、宮島周遊クルーズ船でのナイトクルージング体験。ホテル桟橋より出航→大鳥居付近停船→海上より参拝という幻想的な体験ができる。温浴施設も充実、特に絶景の貸し切り露天風呂は最高だ。