「週刊文春」8月6日発売号から4回にわたってつづく芸人・志村けんに関する連載企画。9月10日(木)発売号の最終回では、生前の志村と親交の深かった女優・川上麻衣子が取材に応じ、志村との思い出を明かした。


志村けんさん ©文藝春秋

 川上が志村と知り合ったのは1994年のこと。女優の故・可愛かずみに紹介されたという。

「私と志村さんはお互いに犬好きということもあり、犬を通じて仲良くなった感じですね。あの頃の師匠は、自分の番組以外にゲストとして出演することを頑なに拒んでいました。空いた時間は本を書いたり、映画を観たり、落ち着いて好きなことを探している感じでした。私を含め、決まったごく少人数の仲間と飲むことが多く、先に師匠が麻布十番で飲んでいて、そこに仕事を終えた仲間が順次合流。最後はカラオケに行って解散するというのが多かったですね」

 当時、東京三鷹に豪邸を構えていた志村だが、川上が住んでいたマンションに別宅を借りていた。