9月27日放送の最終回が視聴率32.7%を叩き出したTBS日曜劇場「半沢直樹」。東京中央銀行の融資部で、常にタブレットを持ち歩く、“タブレット福山”こと福山啓次郎を演じた山田純大(47)が、「半沢」について語った。


タブレット福山(番組公式サイトより)

「長いコロナ自粛期間を経て、最初のドラマ出演が『半沢直樹』だったので、嬉しさとドキドキ感が入り混じった、何とも言えない数週間でした。最終回を見終わり、今やっと気持ち的にも落ち着いてきたところです」

 福山は、2013年に放送された前シーズンにも登場していた。産業中央銀行出身で、大和田暁常務(香川照之)派の福山は、伊勢島ホテルの再建をめぐって、半沢と対立。だが、今シーズンでは、福山が半沢の窮地を救った。

「福山は前シーズンの後、様々な経験をし、彼なりの成長があったのだと思います。今回の台本を読んだ時、福山という人物のチャーミングな部分も見え隠れしていたので、笑みがこぼれてしまいました。自分としては福山の動き、そして声のトーンをどのレベルに持っていくか、シーンごとに考えていました。このシーンはこのトーン、別のシーンでは少し抑えてこのトーンにしようなど、あれこれ考えていました。そして現場で、その強弱を監督陣に調整していただきました。全てのシーンが印象に残っています」

 クランクインは今年2月だったが、コロナ禍で撮影が2カ月中断し、クランクアップしたのは最終回が放送される3日前の9月24日夜だった。撮影はコロナに注意しながら行われ、休憩中も熱気がみなぎっていたという。

「会話もこの作品に関することがほとんどでしたね。待機場所などで、次のシーンに対する創意と工夫、そんな会話が聞こえてくる、アツい現場でした」

 日曜の夜が寂しくなったと思っている「半沢ロス」の人も少なくないはず。10月1日(木)発売の「週刊文春」では、義母による堺雅人の“査定”、江口のりこが下積み時代に起こした“事件”、父が明かす筒井道隆が俳優の道を選んだきっかけなどについて報じる。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年10月8日号)