9位「3年B組金八先生」(TBS系・1979〜2011年)

 9位は、30年以上の長期間にわたって放送された名作学園ドラマ「3年B組金八先生」シリーズがランクイン。武田鉄矢演じる熱血中学教師・坂本金八と、様々な問題を抱えながらも金八に諭され成長していく3年B組の生徒を描きます。時代ごとのシリアスな社会問題を取り上げることも毎回話題でした。シーズンごとに入れ替わる生徒役は若手俳優の登竜門で、田原俊彦、近藤真彦、長野博、森且行、風間俊介、亀梨和也、増田貴久、加藤シゲアキらジャニーズタレントの出演することで知られました。1979年の第1シリーズには、ジャニーズ事務所現社長の藤島ジュリー景子氏も出演しています。

 8つあるシリーズの中では、直江喜一が演じた不良少年・加藤優による「腐ったみかん」の名シーンなどを生みだした1980年放送の第2シリーズ、上戸彩が当時まだ認知度の低かった性同一性障害の生徒を演じた第6シリーズなどが話題となりました。

「中学時代にドンピシャで見た。真面目に見ていた。感動した。本気の生徒役達の演技にも感動。今でも見たい」(57・女)

「特に1、2シーズンが最高。ここまで時代をシビアに切り取ったドラマは最近ない」(47・男)

「当時学生だった頃から見ていた。上戸彩さんが演じた性同一性障害の役を見てはじめてこういう障害があることを知った」(28・男)

「『腐ったみかんの方程式』は日本のドラマ史上最高の内容だと思います。放送日の次の日の学校がすごかった。当時は中3がめちゃめちゃ大人に見えました」(48・女)

「武田さん演じる先生が自分の担任だったらなぁって思いながら観ていました」(53・女)

「15歳の妊娠、校内暴力、イジメ、性同一性障害など、時代を直視したテーマに真正面から取り組んだことで、どれだけの青少年たちに良い影響を与えたことか。また、生徒役の子どもたちが、最終回の収録では、本気で泣きながら演技をしていたこともすばらしい」(60・男)

「第2シリーズが大好きで、何十回も観てます」(53・男)

「当時反抗期真っ只中だった私は半分バカにし半分真剣に見入った。腐ったみかん。金八先生の言葉に涙が溢れた。中島みゆきの『世情』に号泣した」(53・女)

「一番のお気に入りは鳶の娘トモコが、生徒を殴ってしまった金八先生を殴り『これでお互い様だ』というシーン」(59・女)

「放映している時期の中学高校生は、みんな学校の先生に憧れた。アイドルの登竜門だったのも凄い」(57・男)

「加藤優が警察に連行されていったシーンは、今思い出しただけで涙が出てくる。オトナでもないコドモでもない中学生たちがリアルだった」(50・女)