「もったいぶっている間に旬を逃した感」

「キムタクは、もったいぶって大河出演を延ばしている間に旬を逃した感があります。2016年のSMAP解散騒動で“裏切り者”のイメージがついたことも大きかった。松潤に追い越されたころで、今後大河の主役が回ってくる可能性はさらに低くなったと言えるでしょう。そして松潤は嵐メンバーの中でも序列が一番上であることが明らかになりました。俳優としての評価だけで言えば、嵐の中でも二宮和也(37)の方が圧倒的に高い。『硫黄島からの手紙』や『母と暮せば』、『浅田家!』などシリアスからコミカルまで何でもでき、国際的な知名度もある。それでも松潤に大河の主役が回ってきたことの意味は大きいです」(女性誌編集者)

 ジャニーズ事務所の中で松本が大切にされている最大の理由は、ジャニーズ事務所の現社長である藤島ジュリー景子氏(54)の寵愛にあるという。ジュリー社長はかつて、SMAPの育ての親であり現在は香取、稲垣吾郎(47)、草彅剛(46)らの所属事務所を率いる飯島三智氏(63)とライバル関係にあった。実績の面で飯島氏に後れを取っていたジュリー社長だが、嵐を育てた功績によってジャニーズ社内での立場を逆転させ、評価を盤石なものにすることができた。嵐はジュリー氏の社長就任の最大の功労者なのだ。そして嵐のブレイクは松本のある作品への出演がきっかけだった。

「嵐はジュリー氏の社長就任の最大の功労者なんです。そして1999年に『A・RA・SHI』でCDデビューしながら長らく人気が出なかった嵐が、国民的グループに成長していく転機になったのが、2005年に松潤が道明寺司役で主演した『花より男子』でした。松潤のファンになって嵐を追いかけ始めたファンが、他のメンバーの魅力にハマるケースも多く、嵐人気は加速。デビュー11年目の2009年には『紅白歌合戦』にも初出場し、それ以降の活躍については語るまでもありません」(ワイドショー関係者)

いまだに代表作は「花より男子」

 とはいえ、いかにジュリー社長の寵愛を受けていようとも、それだけでは大河ドラマの成功はおぼつかない。現時点で、「俳優・松本潤」の評価はどれほどのものなのだろう。

「松本の連ドラ初主演は、2001年の『金田一少年の事件簿』(日本テレビ系)でした。『KinKi Kids』の堂本剛(41)が主演して人気を博したシリーズでもあり、最初から大きな期待をかけられていたことがわかります。2002年に『ごくせん』(日本テレビ系)で成績優秀、スポーツ万能の不良役を演じて地位を確立し、そして2005年の『花より男子』は大評判になりました。

 とはいえ近年は2016年と2018年の『99.9―刑事専門弁護士―』(TBS系)がそれなりに話題になったくらいで、いまだに代表作は『花より男子』という状態。大河の主演が決まったのは、正直ジャニーズ事務所の強いプッシュがあればこそでしょう。大河のキャスティングは事務所の力が物をいう部分も大きく、今年の『青天を衝け』に吉沢亮が主演できるのも、2010年『龍馬伝』の福山雅治(52)、2011年『江〜姫たちの戦国〜』の上野樹里(34)と2年連続で主演を勝ち取った大手事務所アミューズのゴリ押しと言われています」(女性誌編集者)