今一番売れている芸人は、もしかしたらダウンタウン・浜田雅功なのでは?という説が浮上している。

 浜田がMCを務める『そんなコト考えた事なかったクイズ! トリニクって何の肉!?』(テレビ朝日系)が2019年4月から火曜日・21時の時間帯で開始され、さらに2021年4月からは『オオカミ少年 Lie or Truth』(TBS系)が金曜日・19時の時間帯でレギュラー化の予定だ。

 それを受け、『水曜日のダウンタウン』の演出などを務めるTBSの人気プロデューサー・藤井健太郎氏が2021年2月、自身のTwitterで「ピンで4本コンビで3本…GP帯で週7MCって。今一番売れてる芸人は浜田雅功なのか?ここにきての?」とツイートして話題を集めたのである。(※GP帯…ゴールデン・プライム帯。19時から23時の時間帯のこと)

 

 ダウンタウンとして東京進出してからもう30年以上が経つが、還暦を数年後に控えたここにきて、57歳・浜田雅功の活躍ぶりはめざましい。テレビはなぜ浜田を求めているのだろうか。お笑い芸人やテレビ業界に詳しいお笑い評論家・ラリー遠田氏に話を伺った。


「浜田さんMCの収録は短い」とスタッフからよく言われる

大御所にも臆しないツッコミスタイル

――昔と比べて、今の浜田さんの仕事量をどう見ますか。

ラリー GP帯でのMCレギュラー数は、昔と比べて間違いなく増えています。その理由としては、他のMCには真似できないキャラクターと、スタッフからの高評価が大きなポイントになっていると思います。

――真似できないキャラクターというと?

ラリー 自分より年上で、大御所のタレントに対しても臆することなく強気にガンガンツッコむスタイル。あのコワモテなキャラクターは、他の誰にも真似できません。

――相手が誰だろうと全く委縮しないですもんね。

締めるときは締める、無駄のない進行

ラリー また、MCとしての安定した実力と実績を持っていることも、前提として当然あります。MC能力はかなり高く、番組スタッフの間でよく言われているのは、「浜田さんMCの収録は短い」ということ。例えば、さんまさんは収録現場が盛り上がっているといつまでも話してしまって収録が長くなることがあるようですが、浜田さんの場合、例えば1時間番組だったら1時間で収録が終わる。なるべく無駄のない進行をするタイプなんです。