流行語は廃れる運命にある。しかし、IKKOの「どんだけ〜」は『新語・流行語大賞』にノミネートされた2007年から14年の歳月が流れた今も、頻繁にテレビ番組で叫ばれている。なぜ、「どんだけ〜」は一過性の流行に終わらず、IKKOは売れ続けているのか――。

 今回、2020年10月23日『ぴったんこカン・カン』(TBS系)から2021年2月11日『有吉の世界同時中継』(テレビ東京系)までのIKKO出演延べ30番組を調べ、「どんだけ〜」について研究してみた。


司会の国分太一に「IKKOさんです」と紹介され、「どんだけ〜」と右手人差し指を左右に振る。「どんだけ〜」には挨拶、ボケ、ツッコミなど様々な用法がある。20時42分に発したため、この場合は「こんばんは」と推察。2020年11月25日『世界くらべてみたら 3時間SP』(TBS系)より

「どんだけ〜」「おねむり〜」「まぼろし〜」使用回数ベスト10を発表

 調査の結果「どんだけ〜」という“原形”に加え、「まぼろし〜」「背負い投げ〜」などの“変化形”を発した回数は、計146回にも上った。使用回数ベストテンを示してみよう。

 30番組でIKKOは37回「どんだけ〜」と叫んでおり、1番組平均1.23回となる。“原形”の「どんだけ〜」を最も使用する一方で、それ以外の“変化形”を約3倍の109回、1番組で平均3.63回も発している。総数で比較すれば、“原形”よりも“変化形”のほうが多く使われている。