「沐浴させず、胎脂もそのままにしました」夫に驚きながらも喜ばれた吉川ひなの流“洗わない”“おむつなし”育児術 から続く

 現在はハワイで家族と幸せに包まれた毎日を過ごす吉川ひなの氏だが、一人目の子どもが小さかったころは、夫の行動が理解できず、一時は夫婦の関係が悪化したこともあったという。

 そんな彼女が執筆した『 わたしが幸せになるまで 豊かな人生の見つけ方 』(幻冬舎)には、家族で幸せな暮らしを送るためのヒントがたくさん詰まっている。ここでは同書の一部を抜粋し、夫婦間での諍いにつながるきっかけとなった夫の行動がどのようなもので、どのように変化していったのか。二人のパートナーシップの築き方を紹介する。(全2回の2回目/ 前編 を読む)

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アメリカ生活を通じて自分たちの『当たり前』が変わっていった

 ではどうやってそんな彼が変わったのか。なぜ今では毎日子どもたちを眺めてはかわいいと鼻の下を伸ばしては溺愛し、息子の歯磨きを毎日したり娘ともラブラブだったり、だいたいいつもわたしを優先してくれて、育児もどっぷり一緒にするようになったのか。


©getty

 娘をハワイで出産してから2年ちょっとの間は東京とハワイに家を作り、わたしと娘は半々で過ごしながら彼は仕事が許すときだけハワイにいるという生活だった。そこから娘がプリスクールに入るタイミングでわたしと娘は完全にハワイが拠点になり、彼はずっとハワイにいられるように仕事の調整を続けていた。

 そんな中ハワイで出会ったアメリカ人の夫婦はみんなとても素敵で、子どもの行事もディナーもパーティもいつも夫婦一緒にいるのが当たり前。女は家で待ってろという日本のスタイルの中にいたわたしたちにはそんな夫婦のあり方がとても大人っぽく見えた。

 アメリカはそもそも法律でお酒を出していいのは夜中の1時や2時までだから、まだどんなに飲みたくてもその時間がくれば容赦無くお店は閉まるし、早寝早起きの人がとっても多い。朝まで飲んでる代わりに夜はとっとと寝て早朝からハイキングやサーフィンをしていたりするし、スーパーマーケットもだいたいが朝の6時とか7時とかから開いてるから出勤前に外でゆっくりコーヒーを飲んだり朝食を食べたりもできる。

 そんな、今まで見たことがなかった生活をしている素敵な人たちを見てわたしたちには新しい価値観が生まれた。