──更年期症状はなかったですか?

早見 私の場合、体が急に火照るホットフラッシュが年に1回あったかな?というくらいですみました。それも、10年前からZUMBAを続けて運動していたおかげかもしれません。やっぱり運動しないと、人と会うのも億劫になったり、メンタル面に影響が出てくるので。それが更年期になると体の変化にもつながるように思うんです。

 私はもともと運動が嫌いだったけれど、ヨガとかZUMBAとか定期的に運動してきたことが、心身の健康につながったのかもしれません。ただ今年に入ってから、週末に仕事が入るようになったので、コロナ禍でも週1で続けていたオンラインのZUMBAクラスは2月でいったん終了したんです。だから今は、自宅でひとりZUMBAをやっていますね。

──お嬢様たちが一緒に踊ることは?

早見 長女は留学中で、コロナ禍で一時帰国していましたけど、またアメリカに戻りましたから。次女も全然つき合ってくれないんですよ(笑)。悲しいのでひとりZUMBAの気分になれないときは、YouTubeを見て運動したりしています。もうこの年齢になると痩せたくないんですよね。筋肉をつけたいので。

 でもコロナ禍でジムにも行けないので、おうちで簡単にできるスクワットもしています。8回やったらちょっと休んで、また2回やって。それを全部で3セットやるんですけど、3セット目の最後の3回が一番キツいんですよ。それが一番効いているそうなんです。「残りの27回は最後の3回のための準備運動だ」って、ジムのトレーナーさんが言ってました。

「まとめ買いしても絶対に続かないんです」

──私も1ヶ月前からスクワットをはじめたのでよくわかります(笑)。スクワットもコロナ禍ではじめられたんですか。

早見 スクワットはかなり前からやっていますね。でもずっと続けているわけじゃないんです。1ヶ月がんばって、2週間くらい休んじゃったりするので。それがいけないのかもしれませんけど、私はあんまり「必ずこうしなくちゃ」っていうのがないんですね。この年になると、「これが肌にいいから」「あれが健康にいいから」って、いろんな人がいろんなことを勧めてくれるんですけど、まとめ買いしても絶対に続かないんです。それよりも、ふらっと気が向いて入ったコンビニで、「あ、ビタミンのサプリ買おう」みたいな、そんな感じですね。

──お嬢様たちは20歳と18歳なので、親離れする時期も近づいていますね。これから人生をどう生きたいか考えていることはありますか。

早見 この1、2年、あまりにも予期せぬことばかり続きましたから。今6月ですけど、オリンピックが開催された後の9月でさえも、どうなっているのか全然わからないですよね。だから先々の計画を立てるよりも、毎日毎日できることをやって一生懸命に生きて、健康でいるように心がけることが大切だなってすごく思います。娘たちや、いつか生まれてくるかもしれない孫のためにも、まだまだ元気でいたいので健康第一ですね。

(取材・構成:樺山美夏、撮影:文藝春秋/佐藤亘)

※ZUMBAの正式表記はZUMBA(R)・(Rはマル囲みR)です

(早見 優)