今年、芸歴15周年を迎えた岡田将生(32)。甘いマスクで若い頃からイケメン俳優として人気を博していたが、ここへきて“実力派俳優”としても存在感が際立ってきた。今年4月から6月まで放送された「大豆田とわ子と三人の元夫」(関西テレビ)はギャラクシー賞2021年6月月間賞を受賞している。

《恋愛ドラマでありつつ、最後は恋愛を超えて普通の日常を肯定する結末へ持っていく手並みの鮮やかさが光る》

 選定理由にそう評されたように、坂元裕二氏の脚本を見事に演じきった主演の松たか子、そして松田龍平、角田晃広、そして岡田将生の3人の元夫役のキャスティングの妙の勝利だった。


左から松たか子、岡田将生 ©getty

「バツ3の大豆田とわ子(松たか子)。最初の夫は松田龍平(田中八作)、2番目が東京03・角田晃広(佐藤鹿太郎)、そして3番目が岡田将生(中村慎森)。離婚したにも関わらず、なんだかんだと元妻元夫たちの続く関係性に魅力を感じた視聴者からは、『八作がいい』『いや選ぶなら慎森だ』などと放送開始直後から理想の元夫像の声が飛び交っていました」(芸能デスク)

 なかでも役柄で新境地を見せたのが岡田将生。元妻・大豆田とわ子が社長を務めるハウジング会社の顧問弁護士でもあるいちばん若い元夫だ。

「とにかく何でも『それって意味あるのかな?』と答えるような、ひねくれ屋。頭の回転も喋るのもめちゃくちゃ速いのに、運動はまるでダメ。顔は美しいのに性格は非常に面倒くさいというクセのある役でした。ただ話数が進むにつれ、彼の繊細な内面が描かれだして評判を呼びました」(同前)

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デビュー翌年から人気俳優の仲間入り

 中学生のときにスカウトを受け、高校入学後から芸能活動をスタートした岡田。デビュー翌年には、映画「天然コケッコー」やTVドラマ「花ざかりの君たちへ〜イケメン♂パラダイス」などに出演し、瞬く間に人気若手俳優の仲間入りをした。

 2009年度には、映画「重力ピエロ」や「ホノカアボーイ」、「僕の初恋を君に捧ぐ」などであらゆる新人賞を総なめに。翌2010年には「悪人」、「告白」で日本アカデミー賞助演男優賞と、実力を見せつける成長をしてきた。