9月12日に最終回を迎えた日曜劇場「TOKYO MER〜走る緊急救命室〜」(TBS系)に出演していた稲森いずみ(49)。8月27日に所属事務所がコロナ感染を明かし、「今後は自宅で療養し、経過観察を行う」と発表していたが、実は極秘で入院していたことが、「週刊文春」の取材で分かった。

 同ドラマは、最新医療機器と手術室を搭載したERカーで災害やテロの現場に直行し“死者ゼロ”のため奮闘する救命医たちの物語。数字も評判も初回から好調で、最終回の平均世帯視聴率は19.5%を記録した。稲森は、クールでやり手の警視庁公安部キャリア課長を好演。だが、その部下役の馬場徹(33)とともにコロナに感染した。


連ドラ連続出演28年目の稲盛 ©AFLO

 入院の背景について事務所関係者が声を潜める。

「本作はロケもキャストも多く、調整は至難の業でした。スケジュールは押しに押して最終回放映の前日明け方まで撮影が続いた。稲森さんはクライマックスでテロリストを逮捕する重要な場面を控えており、なんとしても間に合わせなければならなかった」

 そのため、極秘入院の措置がとられた。

「稲森さんはヘビースモーカー。49歳になりますし、重症化リスクもないとはいえませんが……」(ドラマ関係者)

 稲森は9月4日に無事退院し、9日には撮影現場に復帰したという。

「稲森さんは『ご迷惑をおかけしました』と謝罪して回っていた。アクションもこなし、休憩時間にはタバコを吸ったりして元気そうでした。やっぱり入院するほどではなかったのでは……」(別のドラマ関係者)

 稲森の入院先病院に聞くと、「患者さんの個人情報については回答致しかねます」。受け入れ基準については「状況に応じて軽症の方もお引き受けして入院して頂いております」と回答した。

 稲森の事務所は一切回答しなかった。

 だが当時、都の重症者向け病床の使用率は連日90%を超えており、医療ひっ迫の真っただ中。なぜそんなことができたのか。そこには、ドラマに関わったあるキーマンの存在があった――。

 9月15日(水)16時配信の「週刊文春 電子版」および、9月16日(木)発売の「週刊文春」では、キーマンに関する詳細や、稲森の意外な差し入れについても報じている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2021年9月23日号)