「2ちゃんねるに『アナウンス力がない』と書かれて落ち込んだ」元テレ朝・竹内由恵(36)が明かす局アナ時代の“知られざる苦悩” から続く

 元テレビ朝日アナウンサーの竹内由恵さん(36)。現在はタレントとしてバラエティ番組を中心に活躍している。ニッポン放送のPodcast番組『竹内由恵のT-Times』では、パーソナリティにも挑戦中だ。

 竹内さんは2019年にテレビ朝日を退社後、静岡に移住した。2拠点生活という選択肢もあるなかで、なぜ慣れ親しんだ東京から離れる決断をしたのか。テレビ朝日を退社した経緯や静岡へ移住した理由に至るまで、詳しく話を聞いた。(全2回の2回目/ 1回目から続く )


竹内由恵さん ©釜谷洋史/文藝春秋

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テレビ朝日退社前は「女性アナウンサー」として生きる自信を失っていた

――2018年から『報道ステーション』のキャスターとして活躍されていたなかで、テレビ朝日の退社を決めた経緯を教えていただけますか。

竹内由恵さん(以下、竹内) 会社からもいろいろな仕事を任せていただけるようになっていました。でも自分の中では、「ここから先をどうしていくか」というビジョンを持てなくて、徐々に自分が何をやりたいのかもわからなくなっていました。

 常に周りと比較される「女性アナウンサー」という生き方を続けられる自信も失っていたんです。

 そんなときに、当時お付き合いしていた今の夫の勤務地が静岡になることが決まって。結婚して一緒に静岡へ行くのか、それとも結婚せずに仕事を続けるのか、あるいは週末婚みたいな形で静岡と東京を行き来するのか。その3つの選択肢が突然、私の目の前に現れて、選択を迫られたんです。

――そのなかで「結婚して一緒に静岡へ行く」ことを選んだ理由は?

竹内 当時33歳だったんですけど、30代になってから子どもがほしい気持ちが強かったんですよね。週末婚も考えたんですが、もしかしたら子どもを授かるのが遅くなってしまうかもしれない、という思いもあって。

 先ほどお伝えしたような仕事の悩みも抱えている状況での選択だったので、「思い切って仕事を辞めて、結婚して静岡に行こう」と決断しました。

――アナウンサーという仕事に、心残りはなかったですか。