「キラキラしたPさま見てカッコよ〜!と思っていました」…バク転もできない歌も歌えないイモっぽかった手越祐也(35)の“デビュー秘話” から続く
2020年6月にジャニーズ事務所を退所した手越祐也。NEWSとして知名度も人気もあった手越が独立してから目の当たりにした現実は――。(全3回のうち2回目/ #1 、 #3 を読む)
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「仲がいいから」って仕事ふっちゃダメだと思います
――ジャニーさんは手越さんのことを可愛がっていらっしゃったと伺いました。
手越 優しかったと思いますよ。いつも背中を押してもらっていましたね。ジャニーさんに対しても、全然媚びなかったんです。だから純粋に、あぁこいつ、可愛いなって思ってくれてたんじゃないですかね。

©杉山拓也/文藝春秋
まぁ、もちろん、媚びた方が上手くいくこともあるとは思いますよ。でも、なんだろうな。パフォーマンスに、仕事がくればいいと思っているので。仲がいいからって、仕事振っちゃダメだと思うんですよ。サッカーで言うと、監督と仲がいいからって、スターティングメンバー組んじゃダメじゃないですか。別に仲が悪くても生意気でも、勝てるチームを作らないとダメですよね。
本当は人見知りなんですよ。だから、ジャニーズじゃなくても、大人数でワーッて盛り上がるのとか好きじゃないし。知らないメンバーとのご飯会とか絶対嫌です。
――率先して行かれるタイプかと…。
手越 嫌いなんです。たぶん、世間のイメージとのずれ、結構あります。それこそ、日本全国の人が好きだと思ってると思いますけど…、
――(笑)。