一時はパーティーイベンターとしても活動し、芸能人の友人も数多くいたという野口だが、

「『FRIDAY』で報じられた宮迫との写真も本人が著書で語っているように、たまたま店で会っただけで、それ以上の関係性は確認できていません。捜査当局はあくまでも彼らのメインのシノギは自動車窃盗と投資詐欺だと見ています。そうしたことからも彼らにとって芸能人と一緒に写真を撮ることは、自身やグループを大きく見せるための手段だったように思えます」(同前)

手越祐也との写真

 だが、こうした捜査当局の見方とは別に、野口にも関東連合と共通するように、夜の街で「芸能人と知り合うような接点はあった」と証言する人物が存在する。

 その人物とは、野口が盗んだ金塊の換金に携わったとして、盗品等処分あっせん容疑で逮捕された小松崎太郎氏(当時40)、通称「ミロク」と呼ばれる人物だ。彼は友人からどうしたら金塊を換金できるか相談を受け、上野の貴金属店経営者をつないだのだが、金塊強奪犯グループの一人と疑われて野口らと一緒に逮捕された。

 だが、その金塊がどのような素性のシロモノかを一切知らされておらず、金塊強奪とは無関係だったため、20日間の勾留後に不起訴処分となっている。

 その一方で、彼が自身のフェイスブックにアップしていた、一枚の写真が事件後にネットで話題となり、逮捕勾留中に一部マスコミに報じられる騒ぎにまでなってしまった。

「金塊窃盗容疑者と写真の手越祐也さん『面識なかった』」

〈福岡・博多で昨年7月に約7億5千万円相当の金塊が盗まれた事件で、逮捕された容疑者のものとみられるフェイスブック(FB)に、アイドルグループ「NEWS」の手越祐也さんと一緒に写った画像が載せられていた。所属するジャニーズ事務所は26日、朝日新聞の取材に対し、手越さん本人と認め、「(容疑者と)面識はなかったが、本人も軽率だったと反省している」と説明した〉(『朝日新聞デジタル』2017年5月27日配信)

 同記事によると、手越の所属するジャニーズ事務所(2020年6月に退所)は手越にヒアリングをしたところ、「お店でたまたま一緒になり、『一緒に撮って』と求められ、応じてしまった」「写真の人とは面識もない」と話したといい、事務所担当者は「手越のサービス精神が裏目に出てしまった」などと写真が撮られた経緯を説明したという。

(大島 佑介/文春新書)