新型コロナウイルスの感染拡大が続く中、社員8人とカラオケに興じたとして、11月分の報酬の一部返上を決めた時事通信社の境克彦社長(61)。「週刊文春」の電話取材に応じ、「ノコノコ行かなければ良かった」と自身の振る舞いについて反省の弁を述べた。


境社長は直撃に……(時事HPより)

 時事通信の社内報「全同文」によれば、境社長は10月2日夜、社内で10人を超す慰労会に参加した後、そのうち8人と行った二次会でカラオケに興じていたという。10月21日の臨時取締役会で自ら謝罪し、11月分の報酬の一部を返上すると表明した。

 時事通信社員が語る。

「境社長は社内の感染症対策本部長を務めています。社員に向けて、感染対策の徹底を求めていたのですが……」

 10月25日午前、境社長に話を聞いた。

「そんなところにノコノコ行かなければ良かったんだよね……。一次会は(夜の)6時から8時まで。だけど、なんとなく飲み足りない人がちらほらいて、ウダウダと帰らなかったものだから」

――「カラオケに行こう」と誘う人がいた?

「まぁ、半分は俺だよね。みんな自粛疲れもあったし、弾けて盛り上がっていた。だけど後日、噂が広まったので、自分から謝ったほうがいいだろうなと」

 時事通信社長室の回答。

「(社長の報酬返上額は)公表を差し控えさせて頂きます。カラオケ会場はバーで、当社関係者以外の来店客はいない、実質的には貸し切りの状態でした」

 10月29日(木)発売の「週刊文春」では、境社長との一問一答のほか、コロナ陽性者が出た別の飲み会に参加していた編集局長も厳重注意を受けていた問題などについて取り上げている。

(「週刊文春」編集部/週刊文春 2020年11月5日号)