天皇ご一家は、9月に皇居の新御所へ引っ越しされる。赤坂御所からの引っ越し作業が行われる間、当初は御用邸でお過ごしになることが検討されていた。しかし、コロナ禍での地方への移動を固辞されたという天皇の意向を受けて、10日間、皇居の宮殿内に居住されることになるという。

毎年恒例、夏のご静養は2019年が最後に

 例年夏には、ご一家で須崎御用邸(静岡県下田市)と那須御用邸(栃木県那須町)でのご静養に入られるが、2019年の夏を最後に、ご静養を見合わせられている。同行する宮内庁職員や警備関係者などで、移動する人員の数が大勢になってしまううえに、沿道や駅に出迎える人々が集まり、密な状況が発生するのを避けるためだろう。近頃は、ご家族3人で赤坂御所内での生活を送られている。


2019年8月1日、伊豆急下田駅に到着され、集まった人たちに手を振られる天皇皇后両陛下と愛子さま ©時事通信社

 皇太子ご一家として最後の夏のご静養となった2018年には、須崎と那須の両方で取材機会が設けられ、報道陣を前に、須崎御用邸に隣接した三井浜を散策された。