「東京都には約6万5000人の教員がおりますが、こんな形で逮捕されるのは前代未聞です……。速やかに都教委の全教員に対し、ニュースレターなどを通じて周知致しました」

「週刊文春」の取材に、都教育委員会の担当者は溜息まじりにこう洩らすのだった。

 都教委は9月14日、区立小学校に勤務する女性教師・A子(27)が売春防止法違反で2度にわたり逮捕されていたことを発表した。

「1度目の逮捕は、昨年11月5日夕方。コリアンタウンで知られる新宿区大久保の路上で客待ちをしていたところ、A子は一人の男性を誘い入れた。ところがそれは、客を装った私服警官だったのです。彼女は売春防止法違反の現行犯で、警視庁深川署に逮捕されました」(社会部記者)


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 逮捕当日、署員から小学校に連絡が入った。

「一報を受けた校長は『まさか』と言葉を失っていたそうです。というのも、彼女は逮捕前月の10月から病気を理由に休職していたものの、日頃の勤務態度はまったく問題なかった。児童らには『先生は病気でお休みします』と伝えられていました」(学校関係者)

 A子は今年1月、起訴猶予処分となった。

「区教委が都教委に提出する調査報告書を作成するため、彼女に“事情聴取”を実施。都教委も正式な処分に向けて手続きを進めていたところでした」(同前)

 ところが、その矢先――。