愛子さまの立居振る舞いは両陛下そっくり

 岸田文雄首相ら三権の長から祝賀を受けられる愛子さまのお姿や、愛子さまがご成年に当たってのご感想として綴られた文章に接して、ご成年の節目を心からお祝いした人は多かったのではないだろうか。お小さい頃からのご様子を報道などを通じて拝見しているだけに、国民にとっても“東宮家のお子様”であった愛子さまは特別な存在なのだとあらためて実感した。

 長年、愛子さまのご成長を見守ってきた宮内庁関係者はこう話す。

「愛子さまは気品あふれるお姿で、ご立派になられました。しばらくは学業を優先されてお出ましの機会が限られるでしょうが、愛子さまが公務をなさるというと今後は非常に注目されることになるでしょう。祝賀を受けられるご様子を拝見して、背筋を伸ばされた姿勢やお辞儀が美しく、立居振る舞いは両陛下そっくりだと思います。陛下もさぞお喜びのことでしょう。

 東宮妃時代から雅子さまはご療養を続けられ、愛子さまには一時ご登校の問題などもおありでした。そういった苦しい時代がありましたが、天皇陛下は弱音一つおっしゃらずにお二人を支えてこられました。陛下のぶれないご姿勢が、愛子さまのご成長に結実したものと思います」

愛子さまは涙ぐまれたようなご様子で……

 この日、取材をしていて心に残る場面は多かった。中でも、ローブ・デコルテをお召しになった愛子さまが上皇さまと美智子さまにあいさつをされるため、お住まいである仙洞仮御所(旧高輪皇族邸)を訪れられたご様子を感慨深く拝見した。

 愛子さまのお姿を一目見ようと仙洞仮御所前にはたくさんの人が集まり、時間を追うごとに列は長くなっていった。愛子さまを乗せたセンチュリーが通過する時、車内は薄暗かったにもかかわらず、一際輝くティアラの存在感に圧倒された。白い手袋をお召しになった愛子さまは手をお顔の近くまであげて、小刻みに振り、集まった人々の祝意に応えられているようだった。

 仙洞仮御所に40分ほど滞在された後、お発ちになる愛子さまは満面の笑みを浮かべられていた。乾門から皇居へお帰りになろうとする愛子さまに、沿道の人々が「愛子さまー、おめでとうございます」と次々に声を掛けると、愛子さまは感極まった表情を浮かべられ、涙ぐまれたようなご様子だったという。