未成年者と確信して行った卑劣な犯行

「少女はその後自宅に戻り、母親に相談したことで事件が発覚。母親は小川容疑者に『娘は16歳なので関わらないで欲しい』と何度も警告し、昨年11月には警察にも相談しています。警察は、小川容疑者が少女を未成年と確信したうえで犯行を行ったとみて、捜査を進めています」

 こうした卑劣な犯行とは裏腹に、小川容疑者はツイッター上に自前のパスタやおにぎりを子供たちに振る舞い、なかには感謝で泣き出す“キッズ”の姿を映す動画をアップするなど、“義賊”的な側面を強調する投稿が多い。

〈《泣きながら食べてくれる子もいました》

《東横の男の子 正義感がとても強く力も強い 君は必ず多くの人を守る人間になる。今は不良卒業してきちんと高校に通ってるみたいです。頑張れよー!》

(小川容疑者のTwitterより)〉

 歌舞伎町卍会の活動がクローズアップされると、小川容疑者は団体の“スポークスマン”として、多くの注目を浴びるようになっていった。逮捕前には幾度かメディアからのインタビューにも応じている。

「昨年11月に歌舞伎町のビル屋上で卍会のメンバーだった氏家彰さんが暴行を受けて死亡した際、小川容疑者は『氏家さんは子供たちを守ろうとしていた』と悲しがっていました。トー横キッズは居場所のない子供ばかりで、『悪い子はいないし、事件を起こしたのはもともとトー横にいた子供じゃない』と庇っていた姿を覚えています。『変な奴らに絡まれないように俺たちが見守っている。将来、俺は児童養護施設を作るのが夢なんです』と力強く語っていました。

 ただ、こうした事件を起こした以上、小川容疑者に『少年少女を守る以外の目的があったのではないか』といった誹りは免れないと思います」(別の社会部記者)