河野行政改革担当相も、あくまでも「男子優先」の考えだが……

 愛子天皇実現に向けて舵を切る可能性があるのは、自民党内で皇室の伝統にこだわるタカ派と双璧をなしてきたハト派の象徴的存在だった河野洋平元衆院議長を父にもつ河野行政改革担当相でしょう。ただ、河野氏は昨年8月23日、自身のYouTube番組で『男の子がいなくなったときには女性の皇室のお子さまを天皇にする』と述べています。つまり、河野氏の考えも天皇家の長子である愛子さまの皇位継承順位を悠仁さまより上位に位置づける長子優先ではなく、あくまでも男子優先なのです」

 ただ、河野氏は1月12日、各省庁の職員が有給休暇を取得しておきながら出勤するなど、テレワークの虚偽報告をした場合は処分する方針を明らかにするなど、行動力には定評がある。もし河野氏が首相となったなら、悠仁さまの存在だけにすがって女性天皇の議論を徹底的に避けるのではなく、「セーフティーネット」として女性天皇を可能にする制度設計に乗り出すことに、国民は期待を寄せることとなるのではなかろうか。

(朝霞 保人/Webオリジナル(特集班))