岸田文雄首相の長男で秘書の岸田翔太郎氏(32)が、国会開幕直後の10月22日、女性起業家らと、広島県尾道市の「千光寺公園」を訪れ、観光と見られかねない写真を撮っていたことが、「 週刊文春 」の取材でわかった。

 翔太郎氏は2014年に慶應義塾大学を卒業後、三井物産勤務を経て、2020年、父の公設秘書となった。昨年10月4日、政務秘書官に就任。世襲を念頭に置いた“箔付け人事”と批判を浴び、今年1月には公用車で世界遺産を観光した疑惑なども国会で追及された。

 さらに、「週刊文春」が5月25日発売号で、翔太郎氏が昨年末に主催した公邸での忘年会で親族が大ハシャギする写真を報道。その4日後、首相は翔太郎氏を更迭する人事を発表した。

「その後は議員会館で秘書として職務に励んでいましたが、最近はあまり永田町で目にすることがありません」(自民党関係者) 

 10月20日に召集された臨時国会。岸田首相は10月23日の所信表明演説で「所得減税」を柱とする経済対策を打ち出したが、秘書の翔太郎氏はこの間、何をしていたのか。

 実は、株式会社ビビッドガーデン社長で、産地直送通販サイト「食べチョク」の代表の秋元里奈氏(32)や、作家でタレントの乙武洋匡氏(47)、岸田派所属の小林史明衆院議員(40)と一緒に、広島県内の名所を巡っていたのだ。翔太郎氏と秋元氏は同じ1991年1月生まれという間柄。翔太郎氏と乙武氏は半年ほど前から親交を深めているという。