昨年以降、相次いで性加害やセクハラ行為が発覚した防衛省・自衛隊。昨年6月には元陸上自衛隊員の五ノ井里奈さんが性暴力被害を告白し、波紋を広げた。今年10月にも、海上自衛隊に勤務していた女性隊員が50代の男性海曹からセクハラ被害を受けた上、報告を受けた上司が無理やり女性隊員と男性海曹を面会させたことが判明し、男性海曹に停職10カ月などの重い処分が下ったばかりだ。

 こうした事態を受け、「ハラスメント根絶」を掲げる防衛省。しかし、その中枢を担う大臣政務官が過去に女性に対して性加害をしていたと、被害者本人が「 週刊文春 」に証言した。


日経新聞出身の三宅政務官 ©共同通信社

個室カラオケで「ここに来ると、女の子はみんな人魚になるんだよ」

 三宅伸吾政務官(61)。参院香川選挙区から出馬して現在は2期目だ。被害女性のA子さんは、三宅氏の初当選から間もない2013年8月、参議院議員会館の三宅事務所でアルバイトの事務員として勤務を始めた。だが、10月に“事件”が起きる。

 三宅氏に仕事上の相談を持ち掛けたところ食事に誘われ、西麻布のフランス料理店でディナーを共にしたA子さん。だが、2軒目で連れていかれたのは、個室のカラオケ店だった。30名は入れるであろうラグジュアリーな個室にはシャワー、トイレが完備され、大きな水槽が置かれている。そこで三宅氏はこう囁いたという。

「ここに来ると、女の子はみんな人魚になるんだよ」

 そして――。

「ドアが閉まると三宅氏が急にキスをせがんできたのです。そのまま体をまさぐられて、服を脱がされかけ……」(A子さん)

 この夜の出来事がきっかけで、A子さんは三宅事務所を退職した。