今季Bクラスに低迷する西武ライオンズの中で、気を吐いている若獅子がいる。

「岸潤一郎外野手(24)です。思いきりの良い打撃を辻監督が気に入り、6月から主に1番打者でスタメン起用すると、初回初球先頭打者本塁打を2度も放った。監督の“秘蔵っ子”としてブレイク中です」(番記者)


秋山翔吾の後継者として期待される ©共同通信社

 岸は明徳義塾高で投手兼中軸打者として1年夏から4度甲子園に出場し、「甲子園の申し子」と呼ばれた。卒業後は拓殖大に進学。

「1年春から試合に出場するも怪我に苦しみ、2年夏に右肘のトミー・ジョン手術を受けた。だが、術後の経過が悪く、『野球なんておもんない』と3年で退部。大学も中退した」(同前)

 地元の兵庫・尼崎に戻った岸は、独立リーグの徳島インディゴソックスから勧誘を受ける。母親からも「もう一度野球している姿を見たい」と後押しされ、17年のドラフトで入団。

「オフは生活費を稼ぐために、大型ショッピングセンターのうどん店で麺を打つアルバイトをしていた。尼崎時代から交際していた彼女は夜行バスで徳島まで通い、岸を支え続けていました」(スポーツ紙記者)

 2年間徳島で活躍した後、19年のドラフトで西武から8巡目指名を受ける。直後に彼女と結婚し、翌年には女の子が誕生した。

 苦労を重ねてきた岸だが、最近“別の顔”が――。