サッカーのディープな戦術をポップに解説するYouTuberとして人気になり、東京都リーグ3部「シュワーボ東京」の監督も務めるLeo the Football、通称レオザこと名久井麗雄さん。

 YouTubeではヨーロッパのトップクラブを分析することも多いレオザさんから見ても、現在の日本代表は過去の代表と比較して「記憶にないぐらい強い」という。

 2022年のワールドカップではドイツとスペインに勝ち、今年の9月には再戦となったドイツに4−1で快勝。なぜ日本代表はこんなにも強くなったのか、そしてこの強さは持続するのか、お話を伺った。


Leo the footballさん

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――日本代表の人気がとても盛り上がっています。世界中のサッカーを分析しているレオザさんから見て、今の代表チームはどう見えていますか?

Leo the football(以下レオザ) めちゃくちゃ強いですよね。僕の記憶にないぐらい強くて、見ていて楽しいというサポーターの方も凄く多いと思います。

――「歴代最強」という人も多いですが、レオザさんも同意見ですか?

レオザ 日本が強かった時期というと本田圭佑や香川真司がいた2010年、あとは疲労が溜まる前のオシムジャパンのアジアカップとかいくつか思いつきますけど、それでも今の方が強く見えますね。

「小野や俊輔のようにぴたっと止めたうえで、縦にも内にも抜き切れる」

――去年のワールドカップでスペインやドイツに勝って、今年もドイツにもう1回勝っています。どうしてこんなに強くなったんでしょう。

レオザ ドイツがDFとFWの人材に乏しい時期に対戦出来たことと、日本に技術的にも身体的にもレベルが高い選手が揃ったことが強さを印象付けている要因だと思います。DFを完璧に統率できる冨安とフィルターとして機能し続ける遠藤航、そして三笘 、久保(建英)、伊東(純也)という2列目の3人が全員ドリブルで相手を抜けるのが大きい。

――2列目は過去にも香川真司、本田圭佑、中田英寿、中村俊輔、小野伸二など名選手が多くいましたが、タイプが違う?

レオザ 今の3人は技術に加えて、身体的に強くて速いんですよね。小野や俊輔のようにボールをぴたっと止めたうえで、縦にも中にも抜き切ることができる。

――たしかに日本代表の試合でドリブル突破は印象が薄いですね。

レオザ ドリブルで相手を抜くのには上手いだけでなく身体的な優位性が必要ですし、パスよりもポジショニングなど細かいことに左右されずチャンスを作れます。また攻撃にかける人数も抑えられて守備にもプラスがあります。そして誰が見ても一目で「上手い‼︎ 速い!!」と唸れるプレーなのでサッカーの内容と人気の両面で価値がありますね。