イギリス在住のジェス・シェアバーンさん(18)は、学生兼アーティストとして活躍しています。

Jessica Sherburn

こちらがジェスさん☝️


以前から、TikTokで自身のアート作品を投稿していたというジェスさん。しかし、フォロワーからのあるコメントが彼女の作風を大きく変えました。

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「最初は、自分が美しいと思う人のデジタルイラストを描いていました。つるや葉っぱに囲まれている人や、興味深いメイクをしている人などの絵です」

「私の動画の人気が高まっていくにつれ、『なぜ完璧な人しか描かないのか?』というコメントがたくさん寄せられるようになったのです」とジェスさんはBuzzFeedに語ります。


「完璧って存在するのかな?」

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フォロワーから寄せられたコメントをきっかけに、「完璧」という概念が本当は何を意味するのかを考えた、とジェスさんは語ります。


そこで始まったのが、ジェスさんのプロジェクト「Drawing insecurities that shouldn’t be insecurities」。

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意味は、「コンプレックスになるべきではないコンプレックスを描く」。

社会が定義する「美しさ」や「完璧さ」に疑問を投げかける新しい作風へと変化していきました。

人間のありのままの姿をみせたい、ジェスさんはそう語ります。

「完璧なメイク姿や綺麗な花が描かれた肖像画だけでなく、人々の人生をみせたかったのです」


このシリーズの初のモデルは、尋常性白斑を持つトップモデル、ウィニー・ハーロウ。

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1月、フォロワーからの要望を受けて、このプロジェクトは始まりました。


そして、こちらが完成した作品。

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2回目の投稿では、ニキビのある女性を描いたジェスさん。動画は100万回近く再生されました。

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TikTok動画はこちらから。


「鼻」というキャプションが付けられた作品。

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「ニキビや鼻の形など、他人からみればコンプレックスでもなんでもない、『普通にみえるもの』を描いて欲しい、とお願いされることが本当に多かったです」

「それは、他人からみればなんともないことを、人はコンプレックスに感じていることを意味していました」

「絵に描いて欲しいとお願いされるたびに、その事実を知ってほしいという人々の欲求を感じました」


彼女の作品は人々に、「自分のコンプレックスについて話す機会」を与えてきました。

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アゴのラインがはっきりしていないことがコンプレックスだ、というフォロワーに頼まれて描いた作品。

コメント欄は、あごのコンプレックスを持つ人々からの共感の声が多く集まったと言います。


「コメント欄で、みんなが自分のことを打ち明け、お互いに支え合っているのをみると、心が温かくなります」

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「『私も同じコンプレックスで悩んでいる』そんなシンプルなコメントにも、大きな力があると思います。なぜなら、世界中の人が集まっているにも関わらず、悩んでいることは一緒ということを気付かせてくれるからです」とジェスさんは話します。


次のプロジェクトは、うつや不安障害などの「メンタルヘルス」をテーマにした作品を計画しているそうです。

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作品を完成させるのは「思うほど簡単でない」と、ジェスさんは言います。

それでも彼女が描き続けるのは、支えてくれる人たちの励ましがあるから。

「ここまで来るのにたくさんの時間(と涙)がかかりました。しかし、人々からもらった優しさや作品を通して築かれたコミュニティは、それだけの価値があると思っています」


TikTokで15万人以上のフォロワーを抱えるジェスさん。「私のコンプレックス動画が注目を集めたことで、コンプレックスを『当たり前のこと』だと認識する重要さについて、改めて考えることができました」

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「どんな自分であっても、あなたは存在していいんだよ」という意味が込められているジェスさんの作品。

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「今の私たちが生きるのは、他人からどう見られているか、を意識しすぎるオンラインの世界。そのため、多くの人が他人のために、自分自身を変えようとしていると思います」とジェスさんは語ります。

「そんな世界で生きる私たちが見失っているものは、ありのままの自分を受け入れることだと思います」


ジェスさんのTikTokのアカウントはこちら から。


この記事は英語から翻訳・編集しました。翻訳:オリファント・ジャズミン