いくつになっても、自由に、楽しく。ルームシェアをする3人のマダムたちの日常を描いたマンガ『マダムたちのルームシェア』の単行本が9月15日に発売されました。

KADOKAWA / Via kadokawa.co.jp


Twitter連載で大きな話題を呼び、たくさんのファンがいる同作。

「私もこんな風に年を重ねたい!」「こんな女友達との関係、憧れます…」などの声が多数寄せられています。

登場するのは、栞さん、沙苗さん、晴子さんの3人のマダム。

seko koseko


クリスマスをハッピーに過ごしたり、

seko koseko


お散歩がてら夜桜見物に出かけたり、

seko koseko


流行りの「ナイトキャップ」を試してみたり。

seko koseko


それぞれの個性を尊重しながら、時には新しいことに挑戦し、同じ趣味を一緒に楽しみ、穏やかに日常を過ごす3人のお話です。

単行本描きおろしの「晴子さんの決断」では、3人がルームシェアをはじめるに至ったきっかけの日を描いています。

栞さんと沙苗さんが同居していた家に晴子さんが加わったことは描かれていたものの、その詳細は明かされていませんでした。

作者は、イラストレーター・漫画家のseko kosekoさん。魅力的な3人のマダムが生まれるまでを聞きました。

夏祭りに行くマダムたち(1/2)

— seko koseko (@sekokoseko)

『マダムたちのルームシェア』試し読みはこちらから


――シニア女性のファッションや仕草の描き方がとてもかわいくて素敵です。何か参考にされているものはありますか?

seko koseko


ありがとうございます。そう言っていただけて嬉しいです!

年齢や性別は関係なく日頃からいいなと思った服装の画像を保存したり、街中で素敵だと思ったファッションをメモしたりしていて、シニア女性を描く時もそれを参考にしています。

仕草はそれぞれのキャラクターと性格が近そうな周囲の人を観察しています。友人と過ごしている時も「この仕草、栞さんがしそうだなぁ」なんて考えています。

――特に描いていて楽しかった1枚はありますか?

お洋服はどれも考えるのが楽しいですが、巻末に掲載した1枚絵のイラストはシチュエーションや洋服を自由に描けたので好きです。

特にお気に入りは、スケボーをするマダムたちですね。ファッションもポーズもそれぞれのキャラクターの個性がうまく表現できたと思います。

seko koseko


seko koseko


seko koseko


お気に入りの服着てスケボーするマダム達

— seko koseko (@sekokoseko)

――新作を更新するたび多くの反応が寄せられていますが、印象的なものはありますか?

いただいたコメントはどれもうれしいものばかりですが、マダムたちに年齢が近いという方が「漫画を見て将来の夢ができました」と言ってくださったことが特にうれしかったです。

描きおろしは一番最初に考えたエピソード

――描きおろしの「晴子さんの決断」、それぞれの関係がとてもよくてちょっとうるっとしてしまいました……。3人がルームシェアをはじめたきっかけが描かれています。

seko koseko

「3人でここに住むの どう?」沙苗さんの発言に至るまではぜひ単行本で!


実は、私の中では「晴子さんの決断」が一番最初に考えた作品なんです。

SNSにこの3人の漫画を投稿し始めた時点で、3人がルームシェアを始めたきっかけや、晴子さんの葛藤、3人の関係性は決まっていました。

先に「寒い季節のマダムたち」をSNSに載せたところ好評だったため、3コマ形式のマンガの方が皆さん読みやすいのかな?と思って今のスタイルになっていました。

書籍化の際に担当編集さんが「この話も載せましょう」と言ってくださったので、今回、描きおろしとして手直しして掲載しました。

とても前に描いたものですがマダムたちのアニメーションです まだラフなのでいつか完成できればいいなと思います・・・。まだ書籍の作業が残っていますが、マダムたちの新しいお話も現在準備中です☺

— seko koseko (@sekokoseko)

――もうひとつの描きおろし、「海までドライブするマダムたち」も普段と少し違った爽やかさでとても楽しかったです!

新しいことをするのって、楽しみに感じる人もいれば不安を感じる人もいると思います。

晴子さんは後者なのですが、不安が拭えぬまま新しい生活を始めるよりも、安心して新しい生活に臨んでほしかったのでこのお話を加えました。

沙苗さんは晴子さんの不安に鋭く気付いてスマートに気遣ってくれますが、栞さんはパワフルさで「3人で過ごすのは楽しい」ということを感じさせてくれます。]

きっと晴子さんも、2人それぞれの接し方にかなり安心させられたんじゃないかなと思います。