イギリスにある墓地が、2025年1月から一部の時間帯で「入場料」をとると発表した。
墓参りにきた親族からも徴収するといい、物議をかもしている。
発表したのは、英ストーク・オン・トレント近郊にある公園墓地『追憶の庭(Garden of Remembrance)』だ。
平日の午前9時から午後3時までの営業時間帯は、無料で開放するとしている。
だが、休日や平日の営業時間外の訪問には、VIPパスの購入が義務づけられるという。
墓地や火葬区画の利用で5ポンド(約950円)、敷地内のバラ園の入場には10ポンド(約1900円)の入場料を支払う必要がある。
入園ゲートは2025年1月から電動になり、決められた時間になると自動で門が開閉するため、パスがないと敷地内に入場できない仕組みになるという。
パスは1回限りのため、墓地を日常的に訪れる人は、毎回購入しなければならない。
地元紙 によれば、家族や友人などが墓地に埋葬されている人々の間で、すでに怒りの声が上がっているという。
亡くなった父の墓があるという女性は、 Facebook にこうつづっている。
「愛する人のもとを訪れるのに、いつからVIPカードを買わなきゃいけなくなったのか。これは父がいる墓地ですよ?」
VIPパスについて書かれた案内板の写真も載せ、「こんなものに出迎えられるなんて信じられない…」「これは絶対に恥ずべきことだ」と怒りをあらわにした。
コメント欄には、同じ墓地の利用者などから「おかしい」「ひどいと思う」などの声が上がっている。
女性が投稿した案内板。「平日の午前9時から午後3時までの営業時間帯のみ無料で開放」と書かれている。 (投稿は こちら )
これに対し、墓地の運営者は、情報には誤りがあると反論する。
地元紙に寄せた回答によれば、冬期は午前9時から午後5時まで、夏期は午前9時から午後7時まで毎日営業していて、VIPパスを所有すれば午後9時まで滞在できるようになるという。
また運営者は、警備強化のために8000ポンド(約150万円)を費やした、経済的に苦しい墓地利用者のために90枚の無料パスを配ったことも明かした。
「墓地には1300もの墓がありますが、そんなに多くの人にパスを配ることはできません」
「私たちは利用者を閉め出すつもりはないですし、通常であれば閉鎖される午後9時まで墓地に入ることができます」


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