11月のアメリカ大統領選で勝利したトランプ次期大統領。

選挙戦では「食料品の値下げ」を公約の一つに掲げ、支持を広げてきた。

しかし先日、米タイム誌のインタビューでその公約について触れ、ネットで物議をかもしている。

トランプ次期大統領(左) / Via Michael M. Santiago / Getty Images / SOPA IMAGES / Getty Images

トランプ氏は選挙戦で、たびたび食料品の値下げを訴えてきた。

8月、米ニュージャージー州で開かれた 記者会見 で「食料品の価格は高騰している。私が勝利したら、すぐに価格を下げる」とコメント。 

9月には、米ペンシルベニア州の スーパー を訪れ、客が購入する予定だった食料品の代金を支払うなど、“粋なサプライズ”も話題を呼んだ。

スーパーを訪れるトランプ次期大統領(2024年9月撮影) / Via youtube.com

選挙戦の勝利後も、トランプ氏は食料品の値下げについて言及。

12月9日、米NBCテレビの報道番組『 ミート・ザ・プレス 』に出演したトランプ氏は、「食料品の公約が主な勝因だ」と主張した。

「“食料品”。このシンプルな言葉で勝ったんだ」

「リンゴ、ベーコン、卵を買おうとしても、わずか短期間で価格が2〜3倍になってしまう。私たちはその価格を大幅に下げるつもりだ」

しかし12月12日、「 今年の人 」に選ばれ、表紙を飾った米タイム誌のインタビューでは主張を変えた。

Spencer Platt / Getty Images

「食料品の価格が下がらなければ、大統領として失敗だとお考えですか?」という質問に、こう回答している。

「失敗だとは思わない。私は価格を下げたいと思っている。でも一度上がったものを下げるのは難しい」

「それでも価格は下がるでしょう。エネルギー価格が下がれば、サプライチェーンが改善されれば、もっと下がると思う」

この含みを持たせた回答に、ネットでは「選挙の公約違反だ」「彼はこれまで“値下げを約束する”と言っていたんだよ?」といった厳しい声が多く上がった。

なお、一部からは「前半部分だけ切り取るのはおかしい。後半では下がると言っている」など擁護する声も出ている。

サムネイル:Getty Images

この記事は 英語 から翻訳・編集しました。 翻訳:髙島海人