新型コロナウイルスの影響でテレワークや在宅勤務をする人が増えたことにより、国内の家電量販店やECサイトではノートPCやWebカメラ、ヘッドセットなどの販売が急速に伸びています。

一方、3月中旬から後半にかけてロックダウン(都市封鎖)が始まっているアメリカやイギリスにおいても、ノートパソコンがトイレットペーパーのごとく飛ぶように売れる様子が現地で報道されており、中には店頭で売り切れになってしまうケースが発生するなど、ひと月も経たないうちにノートパソコンで作業をする人が世界的に急増するという異様な事態に。

そんな中、イギリスではとある有名な猫が、ほっこりするようなユニークな呼びかけを行っています。

これはイギリスの首相官邸に住んでいる、ラリー(Larry)という12歳のオス猫。

官邸などが置かれているロンドン中心部のダウニング街にはもともとネズミが多く住み着いていたことから、猫をネズミ捕りを兼ねたペットとして雇う習慣があり、ラリーは2011年にデーヴィッド・キャメロンが首相を務めていた当時、ネズミ捕りの手腕を買われて動物保護施設よりやってきた凄腕ハンター。同街区の中でも首相官邸のある10番地(通称ナンバー10)において、初めて公式に「ネズミ捕獲長」の称号を与えられた猫ちゃんで、実際にイギリス首相官邸のHPに掲載されている公務員(公務猫?)なのです。

そんなラリーのお仕事は家に来たゲストを迎え入れたり、セキュリティの点検をしたり、アンティークの家具が昼寝に適しているかどうかを点検するなどさまざま。

非公式ではあるもののTwitterも活用しており、敷地内でのんびりと過ごす様子を動画で公開したり、他人の猫写真にコメントしているかと思えば、最近は新型コロナウイルスの予防策を広めたり、ボリス・ジョンソン首相の近況やエリザベス女王のメッセージを伝えたりと、緩急織り交ぜながら気のむくままにつぶやいています。

そして2020年4月6日には「報告によると、現在、世界中のノートパソコンの半分ほどは猫が座っていたり、その近くに猫がいるそうです。私のフォロワーの中で証拠写真を共有できる人はいますか?」と投稿。

37万以上のフォロワーを抱えるラリーのツイートには、待ってましたとばかりに世界中からたくさんの証拠写真が寄せられており、パソコンの上に乗ったり視界を遮ったりと、ノートパソコンを使えないようにしてリモートワークの邪魔をする猫たちの愉快な写真が続々と集まっています。

色んな柄の猫ちゃんが見られるのはもちろん、世界中のリモートワーカーたちの作業現場も一緒に写っているため、リプライを眺めているだけでも楽しめる癒やし系のツイート。お家の猫がノートパソコンに寄ってきてしまう飼い主さんは、ラリーのアカウントをフォローして証拠写真を投稿してみては。