可愛らしい容姿や仕草、鳴き声などで、いつも私たち人間を癒やしてくれる猫。
今や室内飼いの猫の平均寿命は16歳(人間の年齢に換算すると80歳)に迫る勢いで高齢化が進んでいますが、人間同様ネコも健康で暮らすにはストレスを減らしリラックスしてもらうことが大切です。

その一方で、ネコは「耳で考える動物」と呼ばれるほど優れた聴覚を持っていて、聴覚があらゆる行動と心理に深く関わっています。

そんな猫を耳から音楽で癒やしてくれるというユニークな本が登場しました。

猫が癒やされるとは一体どんな音楽なのか気になるところですが、本書に付属するCDには、猫の心理学者と猫を愛する作曲家が作った「猫用ヒーリングミュージック」が収録。

発売元のサンマーク出版によると、鳥の鳴き声や猫が好む周波数、猫の呼吸リズムに合わせたテンポなどで構成されていて、複数の猫に聞かせる実験を行ったところ、ストレスレベルが減少してリラックスできることを確認。
日本で初めて科学的な実験を経て、猫のリラックス効果を確認した音楽なのだとか。

一足先に試聴した猫の飼い主さんからは「喉を鳴らして喜んでくれた」「お腹を出してリラックスしてくれた」などの声が寄せられていると言います。

この「猫がゴロゴロよろこぶCDブック」には、CD以外にもネコとの暮らしを充実させるヒントが満載。何気ない家の音が猫のストレスになることやリラックスサインの読み取り方など、ネコの健康を守るための基礎知識をはじめ、ネコの聴覚と心の秘密、幸福度が上がるネコとの暮らし方などが紹介されています。

<目次>
第1章:これだけは知っておきたい!ネコの健康はじめの一歩
第2章:最新研究が証明!「ネコは耳で考える動物」である
第3章:ネコと暮らすと幸せになれる

著者は麻布大学特別研究員でネコ心理学者の高木佐保(たかぎ・さほ)氏。多様な動物種を扱う比較認知分野においてネコに対する新たな研究手法を開発し、多くの成果を上げた実績から2017年に京都大学総長賞を受賞した専門家として、近年注目を集めています。

一方、猫用ヒーリングミュージックの作曲を担当したのは、作編曲家としてAKB48など多くのミュージシャンの楽曲を手掛ける傍ら、保護猫である愛猫5匹との暮らしをTwitterやブログなどで日々更新している猫マスターの響介(きょうすけ)氏。

担当編集者によると、本書は「ネコの幸せをとことん追求できる本は作れないか」との思いから、スペシャリストである両名の協力を得て作り上げた本で、その楽しみ方について「大切な愛猫と一緒に音楽を聞きながら読んで欲しい」と語っています。