さまざまな猫のアート作品を集めて展示する「猫まみれ展MAX」が北海道立近代美術館で2021年2月27日より開催されています。

猫は古くから日本人の生活に深く寄り添ってきた身近な動物で、きまぐれで微笑ましい表情や仕草、想像力をかきたてるその存在は、さまざまな芸術家が作品のモチーフとして表現してきました。

そんな猫のアート作品を40年にもわたって集め続けてきたのが「招き猫亭」という謎の覆面コレクター。「好きか?嫌いか?」というシンプルな判断基準を元に、古今東西の猫をモチーフにした美術作品をコレクションしている収集家で、江戸から明治にかけて制作された浮世絵の名品をはじめ、近現代×国内外の著名な作家による優作を網羅。その膨大なコレクションの一部を厳選して展示する「猫まみれ展」はこれまで全国の美術館を巡回して行われてきました。

今回の「猫まみれ展MAX」では招き猫亭コレクションの中から油彩画、日本画、版画、浮世絵、彫刻、陶磁器など、約350点ほどの作品をピックアップ。

猫を抱えながら作品を制作していたと言われるほど無類の猫好きであった江戸時代の浮世絵師「歌川国芳」や、猫をこよなく愛したアールヌーボーを代表する画家の「テオフィル・アレクサンドル・スタンラン」、日本近代絵画史に名を残す竹久夢二やレオナール・フジタ(藤田嗣治)、現在も活躍している横尾忠則・籔内佐斗司・山本容子まで、個性豊かな作家たちの猫愛あふれる作品を鑑賞することができます。

期間中の2月27日(土)と3月31日(水)には、本展の見どころを担当学芸員が楽しく解説する無料イベントを館内の講堂にて実施(申込不要/各日先着100名/各日15:00〜16:00)。3月20日(土)〜21日(日)には、布用クレヨンを使用してオリジナルの猫エコバッグを親子を作るワークショップなども造形室にて開催されます(13:00〜14:00/15:00〜16:00)。