猫と暮らしている人にとってその存在は家族の一員であり、かけがえのないパートナーです。しかし、もしも突然愛猫の精神が何かに乗っ取られてしまったら…どのような行動を取ればよいのでしょうか?愛猫の心を無事救い出すことができるでしょうか?

そんな妄想を掻き立てるような写真がSNSのXに公開されて大きな話題となっています。

そこに写っているのは、ほんのりと薄暗い階段を背にピカーンと目を光らせたまま、両手両足を大きく広げている1匹の猫。猫の目と言えばくりくりしたまん丸お目々がチャームポイントのはずですが、こちらの猫ちゃんは正気を失ったような瞳で、まるで飼い主さんのことなど忘れてしまったかのような無慈悲な表情をしているのがホラーな感じ。眼の前を隔てる網戸には両手が添えられていて、これから何を始めるつもりなのか、不穏な空気が漂っているのを感じさせる1枚です。

この写真がSNSのX(旧Twitter)に投稿されると、3,600件を超えるリポストと2.8万件の”いいね”を獲得。写真を見たユーザーからは「怖可愛い」「夜に見たらビビる系」「こんなに可愛いなら喜んで襲われたい」「我に供物(エサ)を与えよ!!」といったメッセージが寄せられるなど大きな反響を呼んでいます。

ネコ好きな人々の妄想が膨らむとてもユニークな写真ですが、実際にはこの猫ちゃん、何をしているところなのでしょうか。

投稿主さんに話を聞いてみると、現在このお家には4匹の猫がいて、『ハチ』と『黒まめ』、『おこげ』と『がんも』それぞれ二匹ずつが別々の部屋で生活している状況。写真のシーンは『ハチ』が、『おこげ』と『がんも』の部屋に忍び込もうしたところを捉えたもので、『ハチ』は入ることができないこの部屋のことが普段から気になっているようで、よく網戸をよじ登って侵入しようとするのだとか。

この時の光景について飼い主さんに振り返ってもらうと「面白いポーズでしかも目が光った写真がよく撮れたなと思いました」と満足げな様子。一方で正気を失ったように見える侵入者の心境については「バレずによじ登るのに必死で、ミッションインポッシブルのトムクルーズ気分だと思います笑」とユーモアたっぷりに猫ちゃんの気持ちを代弁してくれました。正気を失ってまで侵入を試みた猫ちゃん。この後、なんとか網戸の上まではよじ登ることができたそうですが、体が挟まって身動きが取れないところを、投稿主さんにしっかりと確保されてしまったのだそう。

普段はくりくりなお目々で可愛らしい表情も見せてくれる『ハチ』くんは、白黒のハチワレ柄をした3歳の男の子。もともとはお家の駐車場に居着いていた野良猫ちゃんで、保護したのをきっかけに家族として迎え入れることになったのだと言います。

と言っても、投稿主さんの自宅で飼っている子ではないようです。今回『ハチ』くんの写真をSNSに投稿したのは、タヌキ顔の猫として有名な『みたらし&とろろ』ちゃんと、『ぴー』ちゃんという3匹の保護猫と暮らしている「とろろ(タヌ)とみたらしとぴー(@tanu_mfmf)」さん。実は実家でも4匹の猫を飼っているネコ好きファミリーなのだそうで、今回登場した『ハチ』くんは実家で飼っている猫ちゃんなのだとか。

自宅にも実家にも猫がたくさんいて、SNSの投稿からもネコ好きなことが伝わってくる投稿主さん。猫に対してどのような思いを抱きながら暮らしているのか聞いてみると「猫たちは表情豊かで、いつも優しい気持ちにしてくれます。猫たちには、健やかで幸せな時間を少しでも長く過ごして欲しいと思います。」と愛情たっぷりに優しく見守っている様子が伝わってくるコメントを寄せてくれました。