猫の体型は大きく6つ(コビー、セミコビー、フォーリン、セミフォーリン、フォーリン、オリエンタル、ロング&サブスタンシャル)に分類されますが、このうち日本でよく見かけるのはセミフォーリンタイプ。体が細いわけでも手足が長いわけでもなく中間的な体型で、品種でいえばマンチカンやアメリカンカールのような猫。もちろん雑種でも多く見られます。

ところが、Xユーザーの@maron624KUfukuさんが飼っている茶トラは、とっても手足が長い猫ちゃん。床に横たわったままうーんと伸びたようなポーズをしていますが、余分な脂肪がなさそうなボディとスラリと伸びた四肢は、細身で手足の長いオリエンタルやフォーリンのような体型。スレンダーながらも筋肉質そうに見える体は、お家の中で暮らしている飼い猫というよりかは、野生のハンターのようなしなやかさを感じさせます。

この写真は猫が眠そうな顔をしているとおり、就寝中のひとコマを捉えた1枚。飼い主さんによると、この時、猫ちゃんは遊び疲れた後であったことから、おそらく伸びをした瞬間に寝てしまったのではないかとのこと。そして変なポーズをしたまま寝ていたので写真を撮影してみると、思ったよりも面白おかしく見えてきたことから、「みんな笑ってくれそう」と思いSNSのX(旧Twitter)に投稿したのだとか。

実際、この写真が公開されると、600件を超えるリポストと5,000件の”いいね”を獲得。写真を見たユーザーからは「手足長ーいw」「スレンダーですね」「モデル体型に見えます」「公園の遊具みたい」などのメッセージが寄せられ、大きな反響を呼んでいます。

特に多いのが「手足が長い」「スタイルが良い」といった類のメッセージ。こうした反響に飼い主さんは嬉しい気持ちを感じる一方、意外にも自身ではこれまで猫ちゃんの手足が長いと思ったことはなかったのだそう。普段見慣れているから感じないのか、それともこのポーズが特段長く見えるのか。どちらにせよ愛猫の新たな魅力を発見したきっかけになったようです。

この手足が長い茶トラ猫の名前は「うた」くん。飼い主さん曰く、性格は暴れん坊で甘えん坊、食べ物に関しては「がめつい」子。日中はお家に人間がいないためずっと寝ているそうですが、その分夜になると体力が有り余っているようで、とにかく暴れまくってお姉ちゃん猫を困らせるヤンチャ坊主な猫ちゃんなのだとか。

そんな「うた」くんが飼い主さんと出会ったのは8月中旬のこと。その日は真夏日で暑く、飼い主さんが雨上がりのタイミングで買い物をしていたところ、踏切近くでぐったりとしていた猫を発見。当時の様子について飼い主さんは「近くに親猫もおらず保護しないとまずい状況でした。」と振り返ります。

自宅では既に2匹の猫を飼っていたものの、その時は「助けないと!」との思いが先立ち保護することに。その後、里親を募集することも考えたそうですが、先住猫の「くぅ」ちゃんが母性本能に溢れる優しい性格であったため、新入りがやってきても仲良くしてくれるのではないかと思い、家族として迎え入れることに決めたのだと言います。

そんな飼い主さんのお家では現在、3匹の猫を飼っていて、いずれも保護された子たち。自ら猫を保護して終生飼育をするその行動力には驚かされますが、保護猫に対してなにか特別感じる思いなどがあるのでしょうか。その点について聞いてみると「みんな個性が色々あって色んな表情を見せてくれるところですかね。保護猫と暮らすって大変な事もありますが、育てていくにつれて「私しかいない」って思わせてくれるんですよね。」とコメント。

一方で「私は全ての犬や猫が保護などされずに幸せになって欲しいと思うので、もしまた保護しないといけない状況におかれたら、また後先考えずに保護すると思います(笑)」とも語り、インタビューを通じて困っている猫を放っておけない優しい性格な人柄であることが伝わってくる愛猫家さんでした。