幼い子どもには、手洗いや歯磨きといった体を清潔に保つための“習慣”を覚えさせる必要があります。しかし先日、ネット上に「歯磨きを拒絶する子どもに困っている」というお悩みが。歯磨き嫌いの子どもとは、どのように向き合えばいいのでしょうか?

歯磨き嫌いの子どもにお手上げ状態…

相談者・Aさんの1歳になる息子は大の歯磨き嫌い。彼女が「歯を磨こうね」と歯ブラシを持っていくと、全力で拒否をして大泣きするそうです。「何度もくり返せばいずれ慣れるだろう」と思っていたAさんですが、息子の“歯磨き拒否”はまったく収まりません。

痺れを切らしたAさんは、SNS上に「どうしたら歯磨き嫌いを克服できますか?」と質問。彼女と同じく歯磨きに手こずる親は多く、「私が磨いてあげようとしても全然口を開いてくれない。無理矢理こじ開けて磨いてます…」「毎日格闘状態で、終わる度にどっと疲れが押し寄せる」など悲痛の叫びが。

歯磨き嫌いの子どもを相手にする時は、相当な労力が必要なようですね。

虫歯の怖さを懇々と説明!?

続いて気になるのは“歯磨き嫌いを克服する方法”。ママたちのアドバイスを見ていくと、“もの”に頼るケースが多々見られます。

たとえば「歯磨き粉の味が気に入らなかったようなので、オレンジやメロン味に変えたら歯磨きの時に泣かなくなった」「アニメキャラクターが出ている歯磨きのレッスン動画を利用。何度も見せているうちに率先して歯磨きをするように」といったエピソードも。

歯磨きに対する“マイナスイメージ”を払拭することが克服の近道かもしれません。

他には、懇々と虫歯の怖さを説明するママもいました。詳しく見ていくと、「虫歯やばい菌について書かれた絵本を見せながら、“虫歯になった後の症状”や“最悪のケース”を伝える。子どもが『虫歯は怖いもの』と認識したら、積極的に歯磨きしてくれるはず」「玩具の歯医者さんセットを買い与え、“虫歯になった人はこんな痛いことをする”とあえて怖がらせる」という経験談が。

“怖がらせる”のも一つの手ですが、トラウマになるほど恐怖心を与えるのはやめておいたほうがよさそうです。

歯ブラシを選ばせるのがポイント!?

歯磨き嫌いな子どもに関するコメントをピックアップしましたが、育児のプロは“歯磨き嫌い克服”に対してどのような見解なのか気になるところ。男性保育士のYouTuberであるてぃ先生は、以前に自身のチャンネルで“「はみがきイヤ!」の解決方法”を解説しています。

まず子どもが歯磨きを嫌う理由として、“異物を口の中に入れられるのが怖いから”と説明。恐怖心を解消するためには、怖さを感じさせない歯ブラシを選ぶことが大切です。

てぃ先生いわく、毛先が柔らかい歯ブラシを使った方が子どもの抵抗感が薄まるそう。また歯ブラシを購入する際は子どもに選ばせるのも効果的。そうすることで、子どもは自分で選んだ歯ブラシに対して愛着を持ちやすくなります。

親によって様々な“歯磨き嫌いの克服法”。自己流のやり方でどうしても解決できない時は、今回紹介したアドバイスを参考にしてみてはいかが?

文/牧野聡子
参照/てぃ先生公式YouTube「保育士も実践! 小さな子どもの「はみがきイヤ!」を解決する【スゴイ方法】」https://www.youtube.com/watch?v=lX9-nZqNZBw