人生を前向きに生きるために欠かせない「自己肯定感」。自信がない人のことをよく“自己肯定感が低い”と言いますが、親として子育てをする上では“自己肯定感が高い子ども”に育てたいもの。多くのママは、育児中どのようなことを意識しているのでしょうか?

「褒める&肯定する」が効果的!?

まずピックアップするのは、6か月の赤ちゃんのママ・Aさんからのお悩み。彼女は自分のことを“自己肯定感が低い”と自覚しており、学生や社会人生活を過ごすなかで常に自信がない状態だったそうです。

産後、子どもを育てていくにあたり「わが子の自己肯定感を高めてあげたい」と思い始めたAさん。そこでネット上に「子どもの自己肯定感を上げる方法を教えてください」とコメントし、周りに助言を求めていました。

彼女の質問をきっかけに多数のママから反響が続出。たとえば「極力否定しない方がいいかも。ちょっとしたことでも褒める癖をつける」「『これやりたい』と言ってきたものは基本的にやらせてます」などの意見が。子どもの自主性を尊重する親が目立ちました。

自己肯定感は高すぎてもNG?

他には“やってはいけないNG行為”をあげる人も。なかでも目立ったのは、「他の子どもと比べない&兄弟で比較しない」という意見でした。

詳しく見ていくと、「『○○くん/ちゃんの方ができてるね』と比較すれば、子どもは自分が“劣っている”と思い込む」「ありがちなのは兄弟同士で比べること。成績や能力が負けている方の自己肯定感はガタ落ち」といったコメントが。

他者との比較は自信を失うきっかけになるため、比べ続けることで自己肯定感が低い状態に陥ってしまうのかもしれません。

一方で「自己肯定感が高すぎてもよくない」という主張も。ママたちのコメントを見ていくと、褒めるだけでなく「適度に指摘する」「間違っていることはしっかり正す」といった行動も大切、と指摘する人が見られました。

また指摘する際は「なぜそうしたのか?」と理由をたずねて、問題を紐解いていくことがポイントのよう。SNS上には「怒鳴るのは問題解決にならない。話し合いの後、正しい答えを導き出せたら子どもの自己肯定感も上がるはず」などの声も上がっていました。

「大事な〜」「大好きな〜」をつけるだけで自己肯定感がアップ!?

子どもの自己肯定感を高める方法に注目しましたが、保育士&YouTuberのてぃ先生も自身のYouTubeチャンネルで“子どもの【自己肯定感】の育て方”という動画を公開中。

てぃ先生いわく、親の愛情は子どもが年齢を重ねるにつれて“条件つき”に変わりやすくなるそう。条件つきの愛情とは、何かを達成したときに褒めることで、たとえば「お片づけできたからいい子」「テストでいい点がとれたからいい子」などのシーンが当てはまります。

幼い頃に無条件の愛を感じていた子どもは、“条件つき愛情”が多くなった場合に自己肯定感が育まれにくくなるとのこと。そこでてぃ先生がすすめていたのは、名前の前に「大好きな」「大事な」をつける方法です。

たとえば「大好きな○○くんおはよう」「大事な○○ちゃんお外に行こう」のように使用すればOK。短いワードですが、これらをつけたすだけで子どもが無条件の愛情を感じやすくなるといいます。ただし、毎日しつこく言うと不自然に聞こえるため、時々使うのが効果的だそう。

子育ての上で欠かせない“自己肯定感を育む方法”。「何をすればいいかわからない」と思ったときは、今回紹介したアドバイスを参考にしてみてくださいね。

文/牧野聡子  ※画像はイメージです。
参照/てぃ先生公式YouTube「○○するだけで変わり始める! 子どもの【自己肯定感】の育て方」https://www.youtube.com/watch?v=KyqzJNVPK8M