オーストラリアでの米海兵隊の新型輸送機「MV22オスプレイ」墜落事故で、同型機の定期整備が市内の陸上自衛隊木更津駐屯地で行われている木更津市は7日、防衛省に、整備後の試験飛行を含む飛行自粛の徹底を米軍に働き掛けるよう要請した。千葉県も同様の要請をした。

 同市によると、市幹部が同省北関東防衛局の幹部に電話で①事故の詳細情報を速やかに提供し、国民に丁寧に説明②事故原因の徹底した検証③国が要請した国内でのMV22オスプレイの飛行自粛が定期機体整備に関する飛行も含めて徹底されるよう米軍に強く働き掛ける−の3点を要請した。

 県は市の要請への誠意ある対応や、事故の再発防止策の早期提示も求めた。

 同市の渡辺芳邦市長は「事故は誠に遺憾。市民の不安が払拭(ふっしょく)できるよう防衛省には万全の措置を講じてもらいたい」とのコメントを出した。

 同駐屯地での整備は2月に開始。試験飛行は8月下旬にも始まる予定だが、整備工程の遅れに伴い、ずれ込む可能性があるという。