千葉県は25日、木更津市の60代無職男性、松戸市の70代大学教授男性、成田市の50代オーストラリア国籍の男性会社員、流山市の70代無職女性の新型コロナウイルス感染が判明したと発表した。4人とも外国からの帰国者で、木更津市の男性は重症。また、柏市の50代会社員男性の感染も判明した。

 県によると、木更津市の男性は妻と5〜14日にモロッコへ旅行。12日にせきと体のだるさが出た。23日に肺炎と確認。県内感染症指定病院に救急搬送され、入院した。現在は39度の熱と体のだるさの症状があり、酸素を投与しているという。妻を健康観察している。

 松戸市の男性は13〜20日にエジプトに滞在。現地の大学の教授で、日本とエジプトを行き来している。20日に発熱し、24日に県内感染症指定病院に入院した。現在は38・3度の熱とせきの症状がある。同居している妻を健康観察している。

 成田市の男性は2〜17日にタイへ旅行。23日に肺炎と診断され、県内感染症指定病院に入院した。県内の食品製造工場勤務だが、発症後は働いていないという。

 流山市の女性は9〜16日にツアー旅行に1人で参加し、スペインに渡航。24日に感染が確認され、25日に県内感染症指定病院に入院した。ツアーには15人ほどが参加しており、県が濃厚接触者の把握を進める。

 柏市の男性の感染は柏市が発表した。発症前2週間以内の海外渡航歴はなく、感染経路は不明。同市は勤務先がある横浜市に情報提供した。

 男性は16日、頭が重く感じる体調不良で勤務先を早退した。同日夜に発熱があり自宅療養。23日に肺炎症状が悪化し柏市内の医療機関に入院した。現在、県内感染症指定病院に転院し酸素投与を受けている。

 仕事は事務職で、JR常磐線や東海道線、相鉄線、路線バスを利用して通勤していた。1人暮らし。

 県内で確認の感染者は57人(無症状3人含む)。うち23人が退院している。