覚せい剤計47キロを荷物などに隠して密輸しようとしたカナダ人の男女2人が11日までに、逮捕・起訴されました。覚せい剤取締法違反などの罪で逮捕・起訴されたのは、いずれもカナダ国籍のジョナタン・イザベル被告(21)とキャレン・リンダ・クラーク被告(59)です。

 東京税関成田税関支署によりますと、2人は先月17日、カナダから違う便でそれぞれ成田空港に到着した際、覚せい剤合わせて47キロ、末端価格にして約28億円相当をスーツケースや美術品の中に隠して密輸しようとした罪に問われています。

 イザベル被告が持ち込んだ覚せい剤は旅客としては過去最重量となる30キロ近くに上ります。調べに対してイザベル被告は「高額な報酬で頼まれて運んだだけで中身は知らない」と話し、クラーク被告も「カナダ国内で買った美術品で商売相手にプレゼントするつもりだった」と起訴内容を一部否認しているということです。