去年相次いだ台風や大雨災害について千葉県の一連の対応を検証する会議が17日、県庁で開かれました。委員は県に対し市町村との連携不足を改めて指摘した上で、「顔の見える関係」を構築するよう求めました。

 会議では検証の最終報告の取りまとめに向けた意見交換が行われました。委員からは県の一連の災害対応に共通している点として改めて県内の各市町村との連携不足を指摘する声が挙がりました。特に台風15号での県の初動では人材の派遣や物資の供給などについて県と市町村との間で情報の共有ができていなかった点が顕著だったとしています。

 検証会議は今回で終了となり今後は委員の意見を反映した最終報告書が今年度中に公表される予定です。検証を終えた東京経済大学の吉井博明名誉教授はこれまで県内で広域に被害が発生する自然災害は稀で、こうした体験の少なさが県の災害対応に影響したとみられると指摘。その上で県に対して「市町村と顔の見える」関係を築いてほしいと述べました。